「日本のロックを聴け」が選ぶ2020年のアルバム10選

雑記

どーも、オクダです。

このブログを始めてから2年目が終わろうとしています。

今年はマジでサボりにサボりまくりました!(←「!」をつけることではない)

本当はこういうご時世だからこそ頑張りたかったのに、そういうのは関係なくやる気が出ないときはとことん出ないんですよね、、、。笑

僕の怠慢です。

時世は関係ないのです。

withコロナ、仲良くしよう。

、、、、やっぱりお前はダメだ早くどっかいけ。

 

さて本題に入りましょう。

こんな年でも年末は来たので、おなじみ「2020年のアルバム10選」をやらせていただきます。

今年もたくさんの名盤が世に放たれました。

だいぶ悩んだ。

実は10月くらいから準備していて、まずその時点で10に収まらない。

でも頑張って自分の心の中で会議を進める。

そうこうしているうちに、新しい名盤がリリースされる。

、、、もう上司かと。

次々と仕事を振ってくる上司かと。

でもこんなに名盤が生まれるというのは嬉しいことですね。

ちゃんとじっくり堪能したうえで選んでます。

そんな厳選した10枚になってますので、是非見ていってください。

 

ちなみに今回も「いつも通り好き勝手に書くので、それで結果的にどこかの誰かに楽しんでもらえたら嬉しい」というスタンスでやってますので、ご理解を。

文句よりも皆さんの10選を教えてください!

 

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ルール

まず、いつも通り判断の基準を明確にするためにルールを決めておきます。

・CDとして購入したもの(配信で聴いたものなどは除外)
・2020年にリリースされたもの
・5曲以上収録のアルバム、E.P.を対象とする

以上3点を基準として選びました。

ちなみにランキングではないので、順位はつけません

掲載の順番に意味はありません。適当です。

あとオススメの曲も書いていきますが、そこは「初見の人に勧めるとしたら」という基準で考えています

単純に好きな曲を選ぼうとしたけど全部になるのでやめました。

 

それではいきます。

 

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01.2020 / a flood of circle

1枚目はa flood of circleの10thフルアルバム「2020」です。

いやーこれは良かった。

今までのだって最高だったのですが、それでもあえて言いたい。

「これは良かった」。

そう思うだけの明らかな進化を感じました。

僕の周りにいる数少ない音楽好きに、今年最も「いいアルバムだった。聴くが良い。」と伝えたアルバムです。

強さと優しさと覚悟が伝わるアルバム。

僕は「ヒーローみたいなアルバム」と表現していますが、まさにそんな感じです。

オススメは「天使の歌が聴こえる」「Rollers Anthem」「火の鳥」です。

ちなみに過去にディスクレビューも書いてますので詳しくはそちらをぜひ。

 

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02.ELPIS / 山中さわお

2枚目は山中さわおの4thアルバム「ELPIS」です。

3rdアルバムの「破壊的イノベーション」の本気感からは若干ソロっぽくもあるような、絶妙なバランスの1枚。

故に「なんでピロウズでやらないの?」と余計なお世話的感想特に湧かなかったし、かといって「これじゃないなぁ」という感じもない。

(「これじゃないなぁ」というのは、決して上から言っているわけではなく予想してたベクトルと違う方向で攻められることにより、結果的に期待値を超えないということです。誤解されないように念のため、、、)

山中さわおという男の内面を覗けるような素晴らしいアルバムです。

さわおさんっぽいんだけど、ピロウズっぽくはない。

さわおさんはひとりでもすごい。

ピロウズだともっとすごい。

そんな頼もしさを感じざるを得ませんね。

オススメは「アトラクションガール」「ヒルビリーは かく語りき」「ケモノミチ」です。

 

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03.ロックンロールはいらない / 山中さわお

3枚目は同じく山中さわおの5thアルバム「ロックンロールはいらない」です。

さわおさんは今年、1枚のシングルと3枚のアルバムと1枚のE.P.と別のプロジェクトで3枚のCD(Casablanca、さわおとまり、山中さわお&佐々木亮介)をリリースしています。

出しすぎ。笑

なのでベスト10に2枚選ばれることはなんら不思議ではありません。

こちらのアルバムからは、なんというかものすごい「鬱憤」を感じます。

怒りを音楽にぶつけているような1枚。

こういう感情がもろに表れる曲っていいですよね。今回はそれがアルバム単位ですから。

「地獄でロックンロールを この世で聴けないロックを 本当のロックンロールを 聴けるなら死にたい」というフレーズが抜群に印象的です。

オススメは「ロックンロールはいらない」「アインザッツ」です。

 

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04.millions of oblivion / THE PINBALLS

4枚目はTHE PINBALLSのメジャー2ndにして通算3枚目のフルアルバム「millions of oblivion」です。

本当にワクワクが止まらないアルバムです。

もう何周も聴いているのに、聴き終わった後に「もう一回聴きたい」と感じます

無限ループ。

初見からめっちゃ良かったのに、さらにスルメ的要素もある。

もうずーっとカッコよくなり続けています。

THE PINBALLSのアルバムにはコンセプトがあることが多いのですが、今作は「対称」がテーマになっていて、パッケージからもこだわりが半端じゃなく感じます。

毎回最高を更新し続けるバンドの、最新作です。

どう転んでも最強です。

オススメは「ミリオンダラーベイビー」「赤い羊よ眠れ」「ブロードウェイ」です。

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05.Dress up / THE PINBALLS

5枚目は同じくTHE PINBALLSのアコースティックセルフカバーアルバム「Dress up」です。

僕たちがイメージしているようなアコースティックと言うよりも、ヴァイオリンやサックスや鍵盤なんかが入った大人っぽいイメージに仕上がっています。

「お洒落な音楽」という表現はあまり好きではありませんが、それでもやっぱりこのアルバムは「お洒落な音楽」です。

名曲たちが、見事にドレスアップして登場します。

僕の中の「バーでカクテルを飲みながら聴きたいアルバム」1位です。

つまみはいらない。

このアルバムの音だけで充分です。

オススメは「沈んだ塔」「way of 春風」「ワンダーソング」です。

ちなみに過去にディスクレビューも書いてますので詳しくはそちらをぜひ。

 

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06.ボイコット / amazarashi

6枚目はamazarashiの5thフルアルバム「ボイコット」です。

もうね、僕はこの「ボイコット」というアルバムタイトルの発表があったとき震えましたよ。

センスがヤバい。単純に「ボイコット」という言葉がどうのこうのではなく、amazarashiのアルバムタイトルとしてのセンスをビンビン感じました。

何を言ってるのかわからないかもしれませんが、うまく説明できないのでうまく感じてください。笑

とにかくそんな過剰な期待値を、しっかりと超えてくれた素晴らしいアルバムでした。

聴いててゾクゾクして鳥肌が立つ感覚はamazarashiならではのものですね。

大げさに聞こえるかもしれませんが、一人の「覚悟」と真正面に向き合ってる感じがしますね。

自然と「ちゃんと聴こう」と思えます。

、、、あ、僕はいつでもちゃんと聴いてますよ!笑

オススメは「月曜日」「マスクチルドレン」「未来になれなかったあの夜に」です。

 

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07.見過ごす / The Goo

7枚目はThe Gooの1stアルバム「見過ごす」です。

The Gooは昨年のデモアルバムに続いて2年連続の登場です。

勢いと潔さがずば抜けているパンクバンドの渾身の1枚です。

ホント、ハートが熱いです。

前作同様、いい音でも技術力があるわけでもありません。

でもそんなの関係ないです。

ただの伸びしろです。

メッチャカッコいいです。

言い方が悪くて申し訳ございませんが、こんな未完成なバンドが既にこのレベルなのです。

すごいでしょ?

オススメは「未回収」「歌い上げる言葉はやすい」「見過ごす」です。

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08.BODY / SPOILMAN

8枚目はSPOILMANの1stアルバム「BODY」です。

カッコよすぎます。

僕の好みとか守備範囲とか全部無視して、ただただSPOILMANというバンドのカッコよさを脳内に植え付けられます。

音ヤバい。

正直「なんかよくわからないけど、とりあえず音がカッコイイ」くらいの感想しかないのですが、とにかくカッコよさのレベルが半端じゃないです。

MVのイカれ具合とかも含めて最高ですよ。

理解できない人は全く理解できない類のバンドですが、「理解しようとする」のもまた違うと思います。

「考えるな。感じろ。」ってやつです。

オススメは「Amaryllis」「Declaration」「Monotonous」です。

 

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09.Koozie Ammolites / COSMOS

9枚目は歌心に光るロックバンドCOSMOSの初のミニアルバム「Koozie Ammolites」です。

まじで歌心が素晴らしいです。

「歌!」って感じがします。

言ってる意味が解らないかと思いますが、声がいいとか音程がいいとかそういうのじゃなくて「歌がいい」のです。(やばい、余計解りづらい、、、笑)

もちろん曲も音も最高なのですが、歌の要素が強すぎてマジで無敵状態です。

何を演奏してもCOSMOSになると思います。

所々に意表をついて現れる、ドキッとするような歌詞センスとかも素晴らしいです。

本当にいろんな人に聴いてもらいたいバンド、そしてミニアルバムです。

オススメは「エスポワール」「悲しみの全てが涙ならば」「ヒトハカゲロウ」です。

  

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10.Giant Killing / homme

10枚目は島根県のロックバンドhommeの5年ぶりのフルアルバム「Giant Killing」です。

このhommeというバンドなのですが、2010年くらいにYoutubeで偶然見つけて、即効通販でCDを購入するほど気に入ったバンドなんです。

で、何故か。何故かわからないけど、精力的に活動しているイメージが無くて、それ以来特にバンドの動きを追ってこなかったんですよね、、、。(買った音源はめっちゃ聴いてました)

そのバンドが今年の年末にフルアルバムを出すという情報が、twitterでフォロワーさんのRTにより流れてきました。

思わず声出ましたね。

しかもそれ予約開始日の前日ですよ。

神か。神の仕業か。もしくはサンタクロースか。お前なのか。

どっちでもいいけどありがとう。

前置きが長くなりました。

思い出補正は入ってますが、当然のようにメッチャカッコいいアルバムです。

僕がずっと聴いていた、僕の中で時が止まったhommeと良さは変わらない。

それどころかバンドとして成長も一層感じるので、めっちゃ感慨深いです。

自分が重ねた歳の分だけ、世界も時を刻んでるんだな、、、。

当たり前のことですが、僕にとってはそんなことを強く感じさせられる1枚でした。

オススメは「Giant Killing」「アノニマス」「レクイエム」です。

 

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番外編① リズミックな日々 / shannons

今回は、ルール外になるものの本来ならランクインさせたい音源が2枚あります。

せっかくなので紹介させてください。オススメは1曲だけにします。

1枚目はshannonsのミニアルバム「リズミックな日々」です。

この音源はデジタル配信限定で「CDとして購入したもの」というルール外でした。

shannonsはね、もう間違いないんです。

わかります。こういうのよくないですね。

でもしょうがないんです。

出る曲出る曲名曲しかないんです。

shannonsは名曲しか作れないんです。

そんなshannonsの名曲が6曲詰まった「リズミックな日々」です。

是非聴いてほしい。

オススメは、、、うーん全部いいけど1曲選ぶなら今は「レンジライフ」!

、、、ああああ「write」も!ごめん2曲!笑

ちなみに過去にディスクレビュー記事を書いてますので是非そちらもご覧ください。

 

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番外編② BITE E.P. / GATTACA

番外編2枚目はガレージパンクバンドGATTACAの初音源「BITE E.P.」です。

この音源は3曲入りのため「5曲以上収録」というルール外でした。

この音源はマジでビビりました。

カッコよさに鳥肌が立ったり、震えたりすることはよくありますが、「ビビる」ことはそうそうないです。

うん、もう説明できない。

とりあえずカッコいいんだ。

とにかくカッコいいんだ。

絶対カッコいいんだ。

ホント兵器的なカッコよさがある音源です。

オススメは1曲目の「Anonymous」です。

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まとめ

以上、「2020年のアルバム10選でした。

01. 2020 / a flood of circle
02. ELPIS / 山中さわお
03. ロックンロールはいらない / 山中さわお
04. millions of oblivion / THE PINBALLS
05. Dress up / THE PINBALLS
06. ボイコット / amazarashi
07. 見過ごす / The Goo
08. BODY / SPOILMAN
09. Koozie Ammolites / COSMOS
10. Giant Killing / homme

番外編① リズミックな日々 / shannons
番外編② BITE E.P. / GATTACA

いやー、ホントに難しかったです。

昨年も難しかったけどそれ以上かもしれないです。

だいぶ偏ってる感じがするけど、単純に好きなの選んでいくとこんな感じになりなります。

ちなみに昨年も同じような記事書いてますので、よかったらそちらも是非。

2年連続のノミネートはTHE PINBALLSThe Goo、番外編入れればshannonsもですね。

偏り上等で好き勝手に選んだ割には「意外に少ないな」と思いました。(それでも十分多い)

いつか連続ノミネートがなくなる年が来るのでしょうか?

そんな年があるとすれば、今年なんかよりもはるかに名盤が生まれる年なんだと思います。

ワクワクしますね。

 

今年はホントにいろいろあった年でした。

いろいろっていうか、コロナですね。

むしろいろいろ「なくなった」年という表現の方が正しいでしょうか。

すぐには状況は回復しないと思うので、我々音楽好きにとっては厳しい時代が続きそうです。

でも「きっとよくなる」。

そういう希望だけは捨てちゃいけないですね。

良くなった時にどんな状態でスタートできるか。

その準備期間が今なんです。きっと。

そう思ってしばらく頑張っていきましょう。

 

それでは、良いお年を!!

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