どーも、オクダです。
お久しぶりです。
前回の投稿から半年が経ちました。
いつもサボってばかりの僕ですが、今回ばかりは流石にサボりすぎました。
僕は多趣味なのですが、今年は特に音楽以外の趣味が非常に盛り上がってしまったことが原因です。
、、、反省?してませんよそんなもの。
やりたいとことをやりたいときにやってきただけです。このブログもそう。
いつもよりちょっと「ブログ書くのだりーな、、、」っていう期間が長かっただけです。
ただね、相も変わらず音楽はずっと聴いてましたよ。
だからこそ、そんな僕でも年末恒例のこの企画だけは疎かにできません。
というわけで「2023年のアルバム10選」やっていきます。
僕が好きな10作品です。
毎年毎年選ぶの難しいんですけど、今年は特に難しかったです。
とことん自分と向き合いました。
「世間で評価されてる」「ファンだから」「これを選んでも誰にも共感されないだろう」「これは一応紹介しておきたい」、、、。
そういう思いをすべて排除して、結局自分は何が好きだったのかを長い時間をかけて絞り込んだ10作品です。
ある意味苦行です。でも楽しいですよねそういうの。
皆さんもこのような苦行を超えたお気に入りを選んで是非僕に教えてくださいね。
楽しい年末にしましょう。
それでは、よろしくどーぞ!
ルール
まず、いつも通り判断の基準を明確にするためにルールを決めておきます。
(限定販売等で年内にフラゲしたものなどはノーカウント)
・5曲以上収録された作品
・ランキングではなく、あくまで10選。順位はありません。
・単純に僕が好きな作品。批評性はなし。
こんなところです。
まぁ。いつも通りって感じ。
それではいきます。
① 花降る空に不滅の歌を / a flood of circle
1作品目はa flood of circleのフルアルバム「花降る空に不滅の歌を」です。
多分今年一番聴いた1枚です。
afocのアルバムを聴くと「ヒーローみたいな作品だ」とよく感じるのですが、本作もまさにこれ。非常に心強い。
「救い」とまでは言いませんが、心の中にひとつ強力なお守りを得たような、、、。いや、もう十分に「救い」なのかもしれませんね。
実は僕、花火って嫌いなんですよ。花火っていうか花火大会ってやつが。人間ばかりがうじゃうじゃいて鬱陶しいったらありゃしない。
ライブハウスもそうなんですけどね。ぶっちゃけたくさんの人間の塊をみるだけで気分が悪くなる。
それでもライブが好きなのは、その鬱陶しさを凌駕するほどの景色を見ることができるから。そしてその鬱陶しさこそがエネルギーになっているのを感じるから。
まさにこの作品のジャケットのような状態になるのです。他のことは気にならなくなる。そんな思いが詰まったアルバムだと思ってます。
得意に好きな曲は「月夜の道を俺が行く」「くたばれマイダーリン」です。
② マイ セカンド カー / 171
2作品目は171(イナイチ)の3枚目のフルアルバム「マイ セカンド カー」です。
今年は破竹の勢いで人気を獲得していった気がします。まだまだいけるでしょう。こんなアルバム出されたらそう感じざるを得ません。
ギターもベースもドラムもボーカルも、鳴ってる音が全部でかい。正義。
かといって聴きづらさみたいなものは無くて、結構幅広い層に受け入れられるバンド、そしてこのアルバムだと思います。
あと相変わらずギター上手い。「スリーピースなのに」っていう言い方はあまり好きじゃないですけど、それでもこれを歌いながら弾いてるのはすごいです。
今後の活躍もめちゃめちゃ楽しみです。
ちなみに、Youtubeのコメントとか見てると僕のブログから好きになってくれた人もいるようで、そういうのは僕的にも非常に嬉しいです。でもすごいのはもちろんバンドです。
特に好きな曲は、、、うわー全部だなぁ。なのであえて1曲だけ特段好きな「Passengers」で。全部聴いて。
③ Almost there / GRAPEVINE
3作品目はGRAPEVINEのフルアルバム「Almost there」です。
センス。センスの塊。もう上手く説明できない。
もう僕が好きになった頃のGRAPEVINEじゃない。かといって「あの頃の方がよかった」なんてことにはなってない。
「変わってしまった」という言葉が、いい意味でつかわれるケースも珍しいですね。
そんなここ数年で「変わってしまった」感じに、あの頃のエッセンスが少し混ぜられたような。今作はそんな作品です。
昔からかなり大人びたバンドでしたが、年齢がそこに追いつくことも無く、熟成が続いています。
このバンド、どこまで成長していくのでしょうか。もうずっとワクワクしてます。
特に好きな曲は、聴くたびに変わるんですけど「それは永遠」「アマテラス」あたりです。
④ WAGON TRACKS / Kamisado
4作品目はKamisadoの2ndミニアルバム「WAGON TRACKS」です。
いい。すごくいい。最高。シンプルに好みドストライク。
聴いたときの爽快感みたいなものは前作同様。かかった霧を払い除けてくれるような作品です。
あと聴いてて感じるのは、「これらの曲を他のバンドが作っていたとしたら、きっとそこまで好きになってなかっただろう」ということ。
いや、違うんですよ。誤解しないでください。曲だけでも最高ですよ。
ただね、Kamisadoの音や雰囲気だからこそ僕にはドンピシャでハマってるんですよ。他の人はどう感じてるかわかりませんが、きっと理解してくれる方も一定数いるはず。
それくらいKamisadoというバンドは唯一無二の「らしさ」を獲得していると思います。
それでなおかつルーツも感じられるのも面白いですね。
特に好きな曲は「HELLO,NEW WORLD」「放熱」です。
⑤ COMBER & UNDERTOW / SPOILMAN
5作品目はSPOILMANの4thアルバム「COMBER」と「UNDERTOW」です。
「おいおい、なんで2枚選んでるんだよ」なんて声が聞こえてきそうですが、何もおかしくはありません。
実はこの2枚、2枚で1作品なのです。何を言ってるかわからない?いやいや、そこはSPOILMANなので。何が起きてもおかしくありません。
肝心の内容は、まぁいつも通り最高ですね。僕が好きな他のどのバンドとも違う音楽性なのですが、もう音が鳴っているだけでカッコいいです。
こんな素敵なジャケットなのに、ここからあんな音やこんな音が聴こえてくるなんて。その興奮は聴いた人にしかわかりません。
当然作品としての質もすばらしく、COMBERは「寄せ波」UNDERTOWは「引き波」という意味を持つとのことですが、なんていうか、まさに繰り返し交互に聴きたくなってしまう作品です。
僕はアナログ盤を購入させていただきましたが、これを聴くためにレコード環境を整えました。
僕が人生で初めて聴いたレコードはSPOILMANです。最高でしょ?
特に好きな曲は、COMBERから「Swimming Below」「Blind Man」、UNDERTOWから「AlterEgo Overdrive」「Residents’ Resignation」です。
⑥ BASTERD NERD PIG / SPOILMAN
6作品目はまたまたSPOILMANで「BASTERD NERD PIG」です。
驚異的なリリース速度です。「COMBER」と「UNDERTOW」が今年の半ばにリリースされたばかりなのに、年末ギリギリにこの作品をリリースしてきました。
やはり流石SPOILMAN。バグってます。心強い。
しかもバチクソカッコイイ。そしてちょっと聴きやすい。ちょっとね。
相変わらず僕にはSPOILMANの素晴らしさを上手に伝えるだけの教養も能力も無いのですが、今作はとりあえず聴きてみてほしい。
カッコ良くて、不気味で、面白くて、意味不明で、尖っていて、美しくて、紳士的で、そしてどこか優しい。
そんな音楽他にありますか?
まじで少しでも気になった人は聴いてみてください。
特に好きな曲は「Little Ripper」「Basterd Nerd Pig」です。全部超好きです。
⑦ U MUST BELIEVE IN GIRLFRIEND / The Otals
7作品目はThe Otalsの「U MUST BELIEVE IN GIRLFRIEND」です。
素顔を公開していない正体不明の2人組による、親しみやすいシューゲイザー。
なんていうか、完成度が高すぎます。ポップセンスっていうのかな、それが凄まじい。
キャッチーをキャッチーだけで終わらせない聴きごたえみたいなものも抜群で、ルーツを数え上げたらキリがなさそうです。いろんな要素が結合されていて、めっちゃ音楽してます。
そういう意味でも本当に多くの層に受け入れられるバンドだと思います。そしてそれを象徴する作品になってます。
あと年末に紹介するのが惜しいくらい夏にピッタリな作品です。
そしてジャケットがすごくいいです。
特に好きな曲は「そしてチャイナブルー」「あなたはショパン」です。
⑧ RIDE / Subway Daydream
8作品目はSubway Daydreamの「RIDE」です。
なんというポップセンスでしょう。グッドメロディ連発。こんなん良いに決まってます。聴いてすぐに好きになりました。
すごくキャッチーなんだけど、バンドサウンドにせよ、アレンジにせよ、曲の展開にせよ、一筋縄ではいかないテンションのスイッチに触れてくるような仕掛けが多い印象です。
めちゃめちゃ聴きやすいのに、その音楽性の高さにやられますね。
聴いていて楽しくて幸せに気分になれます。
あとちゃんとギターがカッコいいのが僕としてはツボです。
久しぶりに聴き進めるほどにワクワクする作品でした。
特に好きな曲は、「Radio Star」「Yellow」です。
⑨ FREESIAN / フリージアン
9作品目はフリージアンのフルアルバム「FREESIAN」です。
COSMOSからフリージアン名義になってから初のアルバムです。以前からの持ち曲もパワーアップし、新曲も当然のように良い。
そして相変わらずの至高の歌心を感じられます。パワーが強いアルバムで、腹の底から熱が湧いてきます。熱い。
もうメチャメチャいい意味で万人受けするタイプだと思うんです。(悪い意味の万人受けとは、、、?笑)
でもだからといって「よくあるもの」なんかじゃない。
この独特なフリージアン味みたいなものは、バリバリのロックサウンドとやはり歌心によるものだと思います。
情熱が溢れ出てる。
特に好きな曲は、、、これまた難しいのですが「仰げば尊し」「宣誓!」にしておきます。
⑩ ダンジョンなぼくら / ダンジョングループ
そしてラスト10枚目はダンジョングループの「ダンジョンなぼくら」です。
ダンジョングループはoh yes ahaのvoのたいちさんのソロプロジェクトです。
たいちさんの作る世界観マジでツボなんですよね。もうこの人にしか出せない。独特な世界観に引きずうぃこまれる自分がわかる。
かといって辺に押し付けがましくもなく、「よかったら寄っておいでよ」くらいのテンション。でもその感じが絶妙な居心地の良さを生み出してます。
今作もそんな世界観が抜群に光った作品になってると思います。
「カッコイイ」。そう、「カッコイイ」んだけど相応しいことばじゃない。もっとピッタリな言葉があるはず。
それを探すために僕は今日もこのダンジョンに迷い込むのです。
特に好きな曲は「かけぬけたいだけで」「実家のボーダーコリーに会いに行く」です。
まとめ
以上、「2023年のアルバム10選」でした。
② マイ セカンド カー / 171
③ Almost there / GRAPEVINE
④ WAGON TRACKS / Kamisado
⑤ COMBER & UNDERTOW / SPOILMAN
⑥ BASTERD NERD PIG / SPOILMAN
⑦ U MUST BELIEVE IN GIRLFRIEND / The Otals
⑧ RIDE / Subway Daydream
⑨ FREESIAN / フリージアン
⑩ ダンジョンなぼくら / ダンジョングループ
今年もものすごく悩みました。
ていうかまさかスピッツの「ひみつスタジオ」が入ってないなんて、、、。
「絶対に今年の10枚に入れるぞ」なんてずっと思ってましたから。これは自分でもビックリです。
でも冒頭にも書きましたが、とことん自分に正直になって、今の自分が好きな10作品を選ぶとこうなったのです。
あとSPOILMANが強い。毎年選んでるし。
今年は特に2枠使ってるからね。「COMBER」と「UNDERTOW」が完全に別の作品だったら3枠だったよ。
それでもいい。
それだけ僕が気に入った作品だった。それだけのことです。
とはいえ10枚はやっぱりきついよね。
「20枚に増やそう」とかも考えましたが、それやり始めるとキリがないんで大人しく毎年悩むこととします。
このまま毎年僕を悩ませる作品が生まれ続けてくれたら嬉しいですね。
世のバンドマンの皆さん、よろしくお願いします!笑
あ、一応昨年の10選のリンクも貼っておくのでそちらも是非↓↓
今年も1年お疲れさまでした。
皆さん、どのような1年だったでしょうか?
僕としては、今年の半ばあたりから週2でバスケをやるようになったので、非常に健康的な年になりました。
これからも続けていきます。なんなら生活の中心になりつつあります。
「上手くなりたい」という気持ちは現役のころを超えています。
シンプルに上手くなりたいから減量も継続してできてるし、筋トレもストレッチもほぼ毎日やってる。
、、、何になりたいんだろうか。笑
とりあえず現役越えを目指して頑張ります。
ブログもまぁ、、、頑張ります。できるだけ。
書きたくなったら頑張ります。気分が乗らなければ頑張りません。
あと来年はもっとたくさんライブに行きたいな。
あれもしたいこれもしたい。
うん、多趣味は大変です。楽しいけどね。
まぁどうであれ、来年は楽しい1年になるといいですね。
悲しいニュースが少ない1年になりますように。
それでは、皆さん良いお年を!!!!!
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