どーも、オクダです。
少し前に「日本のロック好きが、皆が知らない最高のバンドを教えます」という記事を公開したのですが、これが思いのほか好評でした。
なんかめちゃめちゃ偉そうなタイトルなのにね。
僕は何者でもなく、ただの音楽好きの一人にすぎないのにね。
でもそのただの音楽好きが「もっと多くの人に聴いてもらいたい」という思いを詰めたものでもあるので、少しでも多くの人にきっかけを与えられたようで良かったです。
そしてほんの1ミリでも紹介したバンドの力になれたかもしれないので、それがメチャメチャ嬉しかったりもします。
というわけで、調子に乗って第二弾もやっていきたいと思います。やらせてくれ。
相変わらず偉そうなタイトルで。
「日本のロック好きが、皆が知らない最高のバンドを教えます vol.2」。
よろしくどーぞ。
(第一弾の記事はこちらから↓↓↓)
はじめに
紹介していく前にちょっと補足を。
②「皆が知らない」の基準は、2023年3月19日現在Twitterフォロワー数が1500人未満のアーティストとします。
③順番は適当です。ランキングとかじゃあないです。
前回から変わった点は紹介アーティスト数を6組から7組に増やしたことと、フォロワー数の基準を1000人から1500人に引き上げたことですね。
一部界隈では非常に人気なバンドが入ってくるイメージでしょうか。いや、それは前回も同じか。
うん、あんま変わりませんね。笑
それではいきます。
①171
「ランキングではない」とか言っておきながら、強いて言えば今回1番推したいバンド「171」。
クソカッコイイ。
音がでかくてうるさいサウンドと、グッとくる曲構成やフレーズがマジでクセになります。あと声もメッチャいい。歌詞もいい。全部いい。
褒め方が雑に聞こえるかもしれないけど、真実だから仕方あるまい。
でもやっぱりひとつだけ特筆すべき点を挙げるならギターかなぁ。(いや、全部最高なんだよ!)
音作りもメッチャカッコイイし、リフやフレーズも素晴らしい。そして何よりこれを歌いながら演奏していること。
「スリーピースとは思えない」みたいな表現はあまり好きじゃないんですけど、171にはそのセリフを使ってしまいそうになる。いや、もう使ってしまおう。
何もギターに限った話ではなく、バンドサウンドとしての厚みがまさにそのセリフのそれです。最強。
②the giraffes
僕の好みド直球の音を鳴らすバンド「the giraffes」。
「お前の好みなんて知るか!」と言われたらそれまでですが、ここはそういう場。僕が好きで僕が紹介したいのだから仕方ありません。
それくらい僕が好きな感じの曲を量産してくれるバンドです。
the pillowsの山中さわおさんが関わってからは特にね。僕がピロウズ大好きってのもありますが。
歌詞もすごく好きなフレーズが多くて、例えば「ニュースペーパーに包まって」という曲の「擦れ違うたび心が火花を散らす」っていうところ。
ここメッチャ好きなんですよね。言い回しがカッコ良すぎて震えました。
他のバンドを引き合いに出すのはあまり好きではありませんが、さわおさんがプロデュースしているだけのことはあって、ピロウズ好きの人には刺さるんじゃないかと思います。
③Kamisado
極上のオルタナサウンドをぶちかましてくれるバンド「Kamisado」。
肌感覚的には今回紹介する中で一番有名な気がしましたが、意外にも今回の選定基準内に収まっていたので気兼ねなく紹介できます。
まぁそれくらい完成度の高い作品が目立つバンドです。
曲も詞も声もいいですが、なんといってもそのオルタナサウンドが特徴的でしょう。全オルタナ好きに聴いてほしい。
あんまりオルタナオルタナ言うと「ジャンルができてしまった時点でそんなのオルタナじゃねーだろ」とかいう突っ込みをしてくる面倒くさいおじさんが現れそうですが、教えてあげます。これがオルタナです。
まぁ細かいところは置いておいて、シンプルにカッコイイ音です。いつ聴いても感じることのできる普遍的なカッコ良さがあります。
きっとこれからもっともっと有名になると思います。
④THE RESTAURANT
わかりやすくもどこか熟練されたカッコ良さを放つバンド「THE RESTAURANT」。
ルーツをいろいろと感じられて、そのいろいろをしっかり吸収して咀嚼して吐き出してる感じが伝わります。
ツインボーカルなのですがその調和性も素晴らしく、いい意味でどちらが歌っているのか判別できないほどです。
僕の勝手な予想ですけど、きっとお二人のルーツは結構違うんじゃないかと思います。微妙な雰囲気の違いはその差かと。
でもしっかりバンドとしてものにできてるので、調和性も崩れないのだと思います。
どの曲もちゃんと「THE RESTAURANT」の曲です。
聴き慣れてる感じはするけど、ちゃんと唯一無二なんですよねぇ。すごい。
⑤Gue
聴きやすくも一筋縄ではいかない上質なメロディを量産するバンド「Gue」。
なんといっても曲がエグイくらいいいです。
シンプルなんだけど、ありそうなんだけど、他のバンドでは辿り着けない境地にいる気すらします。
「ありそうでなかった」とかそんな安い言葉で片付けられるレベルじゃあないです。
サウンドも結構特徴的ですね。ふわふわしてるわけじゃないのに、夢の中にいるような感覚。
温かみのある中にキレッキレのギターが現れたりするので油断なりません。
歌詞のメロディへの乗せ方なんかもセンス抜群で大好きです。
⑥畸形新聞
おそらく今回紹介する中では最も無名ながらも、最も濃い存在感を放つバンド「畸形新聞」。
ロックンロール、パンク、なんでもいいけどとにかくカッコ良すぎる。
ポップな曲からゴリゴリのサウンドまで、なにをやってもカッコイイです。
なんかいろんなものが融合されてる気がしますが、それが何なのかわかりません。
サウンドだけとか、曲だけどか、そうやって部分的に切り取るとカテゴライズできそうですが、まとまるともうただただカッコイイだけです。
意味ないね、カテゴライズなんか。そう思わせてくれます。
今時珍しく政治的なメッセージ性も含めれている歌詞も、ちゃんとカッコイイ歌詞として成立しています。意味が通るだけじゃダメなんです。やっぱカッコ良くないと。
⑦sassya-
難しいことは抜きにして、とにかく全部をぶっ壊してくれそうなバンド「sassya-」。
ここまでひりついた緊張感を放つバンドも珍しいです。
音の暴力です。
まるで魂をギターに具現化させてそれで物理的にぶん殴られる感覚。
そして自分も周囲もメチャクチャになった荒れ地の真ん中で、最終的に美しい涙が流れそうになる。
そう、美しい破壊です。
俺は何を言ってるんだろう、、、。でもsassya-を聴くとホントにこういう意味不明な感情になります。覚悟してください。
まとめ
以上、「皆が知らない最高のバンドを教えます vol.2」でした。
前回も感じたことですが「知名度低い」みたいに扱ってしまってるみたいで、かなり失礼なことをしてるのかもしれません。
でもどのバンドももっと多くの人に聴いてもらいたいです。
いったいどの目線からものを言っているのか自分でもわかりませんが、関係ない。とにかく聴いてほしい。その思いでいっぱいです。
この僕がこんなに好きなバンドなんだから、当然もっともっと受け入れられるべきです。
普段は何をやっても自信がない僕ですが、そこだけは自信を持てます。そこくらいは持たせてくれ。
まぁ今回紹介してきたアーティストも、結局は僕の好みなんですけどね。
でも例えば友達とかにお勧めのバンドを紹介するときとかって、いつの間にか結局「いかに自分が好きか」で話してるじゃないですか。
でもそれでいいと思うんです。
そしてそれが一番響くんです。
だから僕はここでもそうしてます。
「こんな内容記事にするな」とか心無いコメントを頂いたこともありますが、関係ないです。
ここは僕の家です。僕の自由です。
そこに遊びに来た友達に、好きなだけ音楽の話をしてるだけです。
正解とか不正解とかどうでもいいのです。
気が合わないなら帰ってくれていいのです。人の家に入ってきて「出ていけ」はないでしょう。
好きにやらせてください。
現実世界で音楽の話を誰彼構わず仕掛けてしまえば、きっと僕は嫌われてしまうでしょう。
でもここなら自由ですから。
まぁとにかく、これからも好きなだけ「僕目線」の音楽の話をさせていただきます。
そんな手前勝手な話が、どこかの誰かに響いてくれたらとても嬉しいです。
コメント
素晴らしい。
文才があり、面白く、どんどん引き込まれて逝く。
ROCK愛爆発で、オレも負けてはいられんと思った。てか、悔しいくらいw
また、とても勉強になった。
コレからも面白くROCK愛爆発なブログ期待してます
バニシングポイントさん、ありがとうございます!
マジでありがとうございます!!
こういう記事書くと心無いコメントが湧きがちなのですが、ポジティブなコメントには本当に励まされます!!!
しかもかなりうれしいお言葉を、、、!!
泣きそうです、、、いや泣いてます。
「バニシングポイント」なんてセンス抜群のニックネームの方に言って頂けるとなおのこと!(ブランキーの映画のですよね?)
モチベーションがかなり上がりました!
これからも好き勝手に記事を書かせていただきます!!!