SPOILMAN「強烈すぎるサウンド、感覚に突き刺さる」

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「い、、、イカれてる、、、」。

彼らの音を始めて耳にしたとき、素直にこんな感想を持ってしまいました。

でも聴くのをやめることができない。

なんでしょうこれは?僕もイカれてしまったのか、もしくは新手の呪いか、、、?

いやいや、シンプルにそれはカッコよすぎたのです。

曲がどうのとか、歌詞がどうのとか、歌がどうのとか、そんなものに触れる以前にカッコ良さが妙に際立っているのです。

まるで、大の苦手なホラー映画を観たくもないのに妙に気になって最後まで観てしまう感覚に近いです。

大きく違う点は、ホラー映画を観た後は「もう絶対に観ない」と心に誓うこと。SPOILMANの場合は「もっと聴かせろ」と心が叫ぶこと。

あ、もうひとつ。

ホラー映画は思わず音量を下げてしまう。SPOILKMANは思わず音量を上げてしまう

 

さて、今回はそんな最恐(?)のバンドSPOILMANをご紹介させていただきます。

 

メンバー

カシマ (Vo , Gt)

保坂亮 (Ba)

タナベ (Dr)

 

過去メンバー

ナガイ (Ba)

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理屈抜きでカッコイイ

僕はカッコ良すぎるものに遭遇するとなぜか笑ってしまうクセがあるのですが、SPOILMANの音楽はまさにそれです。

理屈抜きでカッコイイ

このバンドに対する僕の印象としては、もうこれにつきます。

完全に僕が普段聴くような音楽のジャンルからかけ離れてるんですけどね。

別にジャンルで選んで音楽を聴いているわけではありませんが、どうしても好みって出てしまうじゃないですか。

でもSPOILMANはその壁をぶち壊して、土足でその領域に踏み込んできます。

そんなことされたら即行で警察に通報したくもなりますが、彼らの場合もう少しその所業を眺めていたくなるというか。そして気づいたら自分も一緒に家の中を荒らしてる感じです。

こうなったらもう止まらないです。こっちもハイになっているので。

 

そもそもジャンルっていうのも難しいもので、例えばかつてはジャンルで縛れないものを「オルタナ」と呼んでいたのに、今となってはその「オルタナ」がジャンルとして捉えられています。

別にこれはいいことだと思うんですけど、その「オルタナ」の範囲が広すぎるばかりに一言で表すこともかなわない。

だから僕の答えとしては、僕にとって「カッコイイ」か「カッコよくない」か

これが僕にとっての「ジャンル」。正解は自分の中にある。

アーティストや曲を説明するのにジャンルを使うことは多いですが、これが好みが決まる絶対的な基準になっています。

 

つまり僕の基準で考えるとSPOILMANだって僕の好きなジャンルのひとつなんですよね。

何故ならカッコいいから。

、、、やばい、理屈が通ってしまった。笑

理屈抜きでかっこいいのが魅力だったのに!

でもそんな小難しいことをグチャグチャ考えなくても、頭空っぽにして聴いて「あ、これカッコイイ」と思えることは素晴らしいことですよね。

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クセになる強烈なサウンド

もうちょっと具体的にSPOILMANのカッコ良さを語らせてもらうと、とにかく音がすごいですね。

わかります?

「ここのリフが!」とか「ここのメロディが!」とか「このビートが!」とかじゃないんです。

ただただ鳴っている音がカッコイイのです。

これってすごいことですよ。本能でカッコ良さを感じてしまうわけですから。

別に特別な音が鳴ってるわけでもないんですよ。

ギターとベースとドラム。どれも当たり前に聴き慣れているものばかりです。

でもSPOILMANの音はやっぱりSPOILMANの音なんですよ。

そういう前提があって、リフなりビートなりのカッコ良さが際立つのです。

、、、メロディに関してはあってないようなものですが。でもそこがいいのさ。

 

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万人うけは「絶対に」しない

こう言うと失礼かもしれないですが、SPOILMANは決して万人うけするタイプではないです。

むしろSPOILMANが万人受けするような世界だとしたら、それこそもうイカれてます。

「万人受けしない音楽が好きな俺かっけー」とか意味不明なマウントを取るつもりは毛頭ないです。1ミリたりとも。

ただただこの類の音楽を、SPOILMANの音楽をカッコいいと思ってしまう。そんな人種もたくさんいるということです。

まぁ何を僕が何を言おうが関係ないですが。

理解できない人には誰がどう説明しても一生響かないだろうし、理解できる人にはこんなブログを読むまでもなくとっくに響いてるはず。

そういうバンドなんだと思う。

でもなにかをきっかけにこのブログが目に留まり、偶然SPOILMANの名前を見てしまい、思わず曲を聴いてしまい、まんまとSPOILMANにハマってしまう人がいるかもしれないですね。

こんな適当なブログでも誰かに響くことがあるかもしれない。

そう、僕はブログ界のSPOILMANになりたい。

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4thアルバムリリースによるクラウドファンディング実施中(達成率143%にて終了)

(このクラウドファンディングは2023年3月31日に、達成率143%の大成功で終了しました。以下は実施中の原文です。)

——————————————-

『SPOILMANは4thアルバム「UNDERTOW」&「COMBER」2枚同時リリースのクラウドファンディングを実施中です!みんなで応援しよう!』

、、、って感じで紹介しようとしたのですが、クラファン開始後約1日で達成してしまっています。笑

おいおい、さてはみんなイカれてやがるな?最高ですね。

とはいえ3月一杯実施していますので、今からでも遅くありません。

まだまだ参加できる余地はありますので、軽く今回のクラファンについてご紹介させていただきます。

 

上にも書きましたがSPOILMANは4thアルバムの制作費等の支援を募るクラウドファンディングを実施しています。

普通のように聞こえますが、これまた相当ぶっとんでます。

なんと今回のアルバム、2枚同時リリースしかもレコードで

いままでも年に1枚はアルバムをリリースしていたので早い早いとは思っていましたが、ここにきて急に加速を始めました。

ジャケットはVo,のカシマさんが描いたもので、相変わらず味のあるどこか意味深なデザインに仕上がっています。普通に部屋に飾りたいので、オブジェとしても手に入れたいですね。

そしてこんな素敵なジャケットから、あんな音やこんな音が飛び出してくることを考えると、条件反射でヨダレが出てきます。

専用ページで詳細が語られていますので、是非覗いてみてください。

東京オルタナ/グランジの希少種、SPOILMANのLPレコードを2枚同時リリース
東京オルタナ/グランジの希少種、SPOILMANのLPレコードを2枚同時リリース全国のオルタナ/グランジ好きに届け、リリースと同時に日本各地へのツアーしたい費用が莫大となる計画に少しでもサポートを頂けると嬉しいです!

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SPOILMAN好きにオススメのアーティスト

記事内でも書きましたが、僕が普段聴くような音楽とSPOILMANの性質が大きくかけ離れているので、ご本人たちが語っているバンドを記載させていただきます。

当ブログ「日本のロックを聴け」という名前でやらせていただいておりますが、ほぼほぼ海外勢です。

そういうこだわりは一時捨てます。SPOILMANの回だからね。

 

The Jesus Lizard

Scratch Acid

shellac

BIG BLACK

FUGAZI

pixies

NIRVANA

SONIC YOUTH

polvo

MINUTEMEN

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