どーも、オクダです。
ブログを始めてからもうすぐで3年となります。
今年はこの3年間で最も更新回数が低かったです。
毎年「来年は頑張ろう」と思うのですが、まぁ僕の意思なんてこんなものです。
ただ、来年こそはホントに頑張ろうと思います。
「書きたいと思ったときに書く」がポリシーでしたが、やっぱり数量をこなすことも大切な気がしてきました。
頑張った先に何が起こるのか。何も起こらないのか。
それを確かめるためにも頑張りたいって感じです。
とりあえず相も変わらず「楽しむ」ことは忘れずにやっていきますので引き続きよろしくどーぞ。
さて、本題。
毎年年末恒例のやつ。
「2021年のアルバム10選」やっていきます。
毎年悩むんですよね。
だって名盤しかないじゃないですか。
こんなに毎年毎年名盤が生まれて、いつか名盤が生まれなくなる日が来るんじゃないかと思うと怖くて夜も眠れません。
でも大丈夫。きっと名盤は生まれ続けます。
毎年この時期に僕を悩ませ続けてください。
話がそれましたが、とにかく「毎年悩んで10枚えらんでるっすよ」と言いたいわけです。
適当には選んでないです。
ただ、聴いたアルバムはだいたい良かったので、10選に入ったものと入らなかったものの差なんて0.1mmも無いのです。
「強いて言うならこの10枚」って感じの10選です。
、、、誰に何の言い訳してるんだろう。笑
まぁいいや!
よろしくどーぞ!
ルール
まず、いつも通り判断の基準を明確にするためにルールを決めておきます。
・2020年にリリースされたもの
・5曲以上収録のアルバム、E.P.を対象とする
以上3点を基準として選びました。
ちなみにランキングではないので、順位はつけません。
掲載の順番に意味はありません。適当です。
あとオススメの曲も書いていきますが、そこは「初見の人に勧めるとしたら」という基準で考えています。
単純に好きな曲を選ぼうとしたけど全部になるのでやめました。
それではいきます。
①ZERO TAKES / THE PINBALLS
1枚目はTHE PINBALLSのセルフカバーアルバム「ZERO TAKES」です。
15周年記念アルバムにして活動休止前の最後のアルバムとなりました。
僕から言わせれば「まぁ入るだろ」というくらい当然に選出。
それくらいTHE PINBALLSは僕の中で大きい存在だったし、もちろんアルバムとしても至高。
正直なところ、全ての曲がオリジナルverよりも好きとは言い切れないのですが、それは好みの問題。
進化は全曲確実にしています。
とりあえず今年1番聴いたアルバムだと思います。
全人類に聴いてほしいです。
このまま伝説になってほしくないけど、そのレベル足り得る1枚。
オススメは、、、、え!どうしよう!、、、、とりあえず「ICE AGE」「片目のウィリー」「ニューイングランドの王たち」にしときます。
②伝説の夜を君と / a flood of circle
2枚目はa flood of circleの11枚目のフルアルバム「伝説の夜を君と」です。
昨年リリースの「2020」の時も思いましたけど、今回もまさにヒーローみたいなアルバムです。
もうマジで勇気がもらえます。
安い言葉かもしれないけど、本当にそう思います。
僕みたいに心の弱い人間に刺さるものが、こんなにも強く在れるのかと。
弱い人間には弱い味方しかいないと思ってましたが、afocは非常に心強い味方になってくれます。
勇気をもらえたからといって、実際に何かが変わるわけではありません。でも心をafocの音楽で武装できます。
「このままでいい」と「このままじゃ終われない」という、一見矛盾する思いを胸の中で両立させて、少し強くなれた気がします。
欲しい言葉と音がたくさん詰まったアルバムです。
オススメは「北極星のメロディー」「テンペスト」「白状」です。
③GIFT ROCKS / a flood of circle
3枚目もa flood of circleで、15周年アニバーサリーアルバム「GIFT ROCKS」。
アニバーサリーでトリビュートアルバムを出すパターンはよく聞きますが、これはちょっと違う。
他のバンドに曲を演奏してもらうのではなく、曲を作ってもらってafocの曲として演奏する。
さらにお返しとしてそれぞれの提供者の曲のカバーも収録。
とにかく素晴らしい企画、素晴らしいアルバムです。
それぞれの曲にちゃんと提供者のニュアンスが出てるのも面白い。
今回5人提供者がいるのですが、それは事前に公表されていたので、初見で「あ、これは~の曲だな」と当てるのも容易かったです。
にも関わらず、ちゃんとafocの曲になってるのも流石ですね。
カバー好きの僕にはたまらないアルバムでした。
アルバムの性質上オススメを選抜しにくいのですが、ここは僕の好みで「まだ世界は君のもの」「夕暮れのフランツ 凋まない風船」を推しときます。
④LIFE IS TOO LONG / w.o.d.
4枚目はw.o.d.の3rdアルバム「LIFE IS TOO LONG」です。
w.o.d.はすぐに人気出るだろうなと思ってましたが、最近はマジで破竹の勢いだと思います。
だってカッコイイですもん。
このアルバムもそう。シンプルにカッコイイ。
どの曲のどのポイントを切り取ってもメチャメチャカッコいいんですよね。
鼓膜に届いた瞬間に「あ、カッコイイ!」って感じます。体も自然に動いてしまう。
誰が聴いてもそんな風に思うんじゃないかってくらい。
「カッコイイ」しか言ってないけど他に言いようがないんですよ。
今後もまだまだ成長が止まらないバンドだと思うので楽しみですね。
オススメは「モーニング・グローリー」「踊る阿呆に見る阿呆」「楽園」です。
⑤ギター / ハンブレッダーズ
5枚目はハンブレッダーズの「ギター」です。
めっちゃいいアルバムでした。
エグイくらいに響きました。
思わず「これは僕のテーマソングだ」と思ってしまう場面もありました。
サウンドも大きな音で「バーン」と鳴ってるイメージ。
音が大きくてもムツムロ氏の声はちゃんと通るんですよね。
ハンブレッダーズにロックンロールを感じる人がどれほどいるのかわかりませんが、僕の中ではロックンロールなんですよね。
ジャンルの話ではないですよ。マインドの話です。
感情に音をぶち込んでくれます。
オススメは、僕の好みが混ざりますが「ギター」「BGMになるなよ」「ライブハウスで会おうぜ」です。
⑥美しく生きていたいだけ / ポップしなないで
6曲目はポップしなないでのミニアルバム「美しく生きていたいだけ」です。
好きなバンドなのに大変本当に申し訳ないのですが、実は今回はサブスクで聴いて済ませるつもりでした。
ただ、サブスクで1周聴いてから「これちゃんと買って聴かないとダメなやつだ」と思ってCDを買いました。
「かわいらしさ」と「カッコよさ」のダブル攻撃は作品を重ねるごとにパワーアップしています。
他に似たようなバンドが思いつかないのもすごいところですよね。
なにより今回1番驚いたのは純粋な歌モノの出現。
しかも死ぬほどいい曲。泣いた。
ポテンシャルがまじで計り知れないです。
実はまだまだできることがあるんじゃないかな。楽しみしかないです。
オススメは「支離滅裂に愛し愛されようじゃないか」「クラヤミライダー」「SG」です。
⑦近況報告 / 171
7枚目は171の2ndアルバム「近況報告」です。
171と書いて「イナイチ」と読みます。
今年知ったバンドなのですがビックリするくらいカッコいいです。
今回はアルバム10選ですが、仮に「今年見つけたバンドランキング」をやったらブッチギリで1位だと思います。
音数は多くないのに全くそれを感じさせないエグイ音圧。
ていうかギターもベースもドラムも音そのものがカッコいいです。
おまけに声もカッコいいです。
是非ともライブで観てみたいです。配信でも死ぬほどカッコよかったのでライブなんか観たら本当に死ぬかもしれないです。
今後の活動もマジで楽しみです。
オススメは「六甲シティ」「僕の見たピストルズはスマホの中」「まどのそと」です。
⑧SOLID GREEN / SPOILMAN
8枚目はSPOILMANの2ndアルバム「SOLID GREEN」です。
決して僕の好みの音楽というわけではないのに、「カッコよさ」だけで無理やりドアをこじ開けられる感じ。
もうずっとそんな感覚なんです。
僕も自分で何を言ってるのかよくわからないんですけどね。
ジャンルとしては好きじゃないけど、結局カッコよければ好きなんです。
そういう意味ではかなり音楽やってますね。
自由です。弾く側も聴く側も。 感覚で聴ける。
とりあえずカッコイイ音がいっぱい鳴ってます。
オススメは「Flock Of Seagulls」「Garland House」「Bolero」です。
⑨呼吸 sassya-
9枚目はsassya-の「呼吸」です。
ギラついてます。
sassya-を聴いてると、こっちもきっと鋭い目つきになっている気がします。
潔いほどの暴力。
ぶった切られてるような、ぶん殴られてるような。
その衝撃からふつふつと湧いてくる何とも言い難い感情が社会に漏れ出してしまうような視線。
なんだか精神的にではなく、物理的に強くなったような感覚になります。
ムシャクシャしているときに聴くとものすごくスッキリします。
決して言葉では説明できないカッコよさを放っています。
オススメは「Red」「再生」「同じ世界」です。
⑩Cry Baby / トガシ
そして10枚目はトガシの「Cry Baby」です。
今年1番リリースが嬉しかったアルバムです。
まずトガシさんについてですが、僕が初めてライブハウスに行ったときに出ていたバンドでボーカルをやっていて、その時からずっとファンでした。
曲のセンスがもう抜群に良くて、おまけに歌詞も独特で、名曲しかないですよ。
そして何より声が良すぎです。音源でももちろん素晴らしいのですが、生で聴くともうヤバいです。
単純な声の良さだけで言えば、僕が生で聴いたことのあるアーティストの中ではトップの部類に入ります。
そんなトガシさんがCDをリリースするなんて夢のようでした。
ちなみに僕が把握してるので、前に出したアルバムは10年くらい前だと思います。(出してたらすみません。むしろそれ残ってたら全部買います。)
そんな中でもサウンドクラウドでちょこちょこ曲をアップしてたのですが、その時の曲を中心に今回SSWの野口純史さんのプロデュース・リアレンジでアルバムがリリースされました。
長くなってしまいそうなのでこの辺にしておきますが、とにかく最高のミュージシャンにして最高のアルバムです。
オススメは「ブラックレイン」「Cry Baby」「またすぐにアンコール」です。
まとめ
以上、「2021年のアルバム10選」でした。
②伝説の夜を君と / a flood of circle
③GIFT ROCKS / a flood of circle
④LIFE IS TOO LONG / w.o.d.
⑤ギター / ハンブレッダーズ
⑥美しく生きていたいだけ / ポップしなないで
⑦近況報告 / 171
⑧SOLID GREEN / SPOILMAN
⑨呼吸 sassya-
⑩Cry Baby / トガシ
いやー、相変わらず選抜するのが難しいですね。
明日やったら変わるかもしれないです。
僕の好み全開のチョイスになりますが、無難すぎるよりはいいでしょ?
ちなみに昨年も同じような記事書いてますので、よかったらそちらも是非。
2年連続のノミネートはTHE PINBALLSとa flood of circleとSPOILMANですね。
THE PINBALLSに関しては3年連続です。
好きなバンドばかり選んでる割には、割と少なめの連続ノミネートかもしれないですね。
毎年毎年同じ顔触れだとあまり面白くないし。
まぁ、頭悩ましながらも毎年楽しんでるので来年からも名盤の誕生を楽しみにしてます。
今年は何と言うか、すごく堕落した1年でした。
もちろん外的要因もあるのですが、ライブもほとんど行けなかったし、ブログもほとんど更新しなかったし、仕事はもともとやる気ないし。
でもそんな僕にもひとつだけチャレンジできたことがあって、実は曲作りをやってみたんです。1曲丸々ね。
曲だけなら数曲作ったことがあったんですけど、それは歌詞も歌も入ってないものでした。
今回は作曲だけじゃなくて、作詞も歌録りも自分でやってみました。
なんかもう全然うまくできなくて心が折れそうでしたが、なんとか形にしてみました。
曲はやっぱりめちゃめちゃ気に入ってるんですけど、歌が特にダメダメですね。
歌うのも録るのもミックスするのも難しかったです。
そんな駄作でも作ってみると不思議なもので、誰かに聴いてほしいと思うんですよね。
というわけでリンク貼っておくのでよかったら是非。
こんな曲の宣伝なんかするつもりなかったんですけど、やっぱり音楽が好きで聴き続けてきたからこそ達成できたことでもあるんですよね。
ろくなバンド歴も無い、誰かに教えてもらってもいない、ただただ音楽が好きなだけでその原動力だけでここまでできたのです。
歴代の名曲たちのおかげです。
今年の名曲たちも僕の血となり骨となっていきます。
作曲とかに関わらず、少しずつ僕の人格を形成していくと思うんですよ。大人になった今もなおね。
これからも音楽からもらった「何か」を原動力に、気持ちの向く方へいろいろとチャレンジしていきたいです。
それでは皆さん、良いお年を!!
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