THE PINBALLS「あえて言おう!本物であると」

おすすめアーティスト紹介

「このバンドは本物だ」とかいう表現はあまり好きではありません。

まるでそのバンドだけが本物と言われているような気がしませんか?

偽物が存在したとしても、本物の冠を与えるに値するバンドはたくさんいますよね。

それに一口にロックバンドといっても、「そもそもロックとは?」「どこからどこまでがロックなの?」とかなってきますよね。

人それぞれ「本物」の価値観は違いますし、答えがあるものでもありません

  

にも関わらず、あえて言います。

THE PINBALLS(以下、PINS)は本物のロックバンドです。

もうどっからどう見てもロックです。

「ロック好きなら好きにならないわけがない」とすら思います。

好きなものを押し付けるのは良くないですね。

でもこれだけは押し付けたい!!

懐古厨のおじさんも、インディーズ好きのオタクも、メジャー好きのミーハーも、ロックが好きなら気に入ってくれると思います。

それほど自身をもってオススメできます。

何より僕が大好きです

スポンサーリンク

  

メンバー

古川貴之  ボーカル、ギター

中屋智裕  ギター

森下拓貴  ベース

石原天  ドラムス

 

2021年11月24日のワンマンライブをもって活動休止

  

スポンサーリンク

ヒリヒリ伝わる緊張感あふれるサウンド

音はロックそのもの。

誰が聴いてもこいつぁロックだ!と感じるはずです。

でもその一方サウンドそのもののクセがかなり強い。(もちろんいい意味で)

その独特なサウンドの正体は紛れもなくギターです。

中屋智裕のジャガーが主軸となってます。(2019年2月現在)

ジャキジャキとした輪郭の無い音というか・・・。

僕は音作りの専門というわけではないので表現が難しいですが。

「輪郭無い」と聞くと「え?ダメじゃね?」とか思われそうですが、そんなことありません。

特にジャズマスターやジャガー使いには珍しくないです。

なんにせよ、その特徴的な音こそがPINSらしさを生み出している訳です。

一瞬聴いただけで「あ、PINSだ」とわかります。

さらに音だけでなくフレーズがかなり変幻自在です。

まるでその場で考えているような、予想不可なフレーズで攻めてきます。

その辺がバンドサウンドとして強い特色を生んでいます。

  

スポンサーリンク

まるで海外小説、唯一無二の世界観

PINSの歌詞を聴くと海外小説のようだといつも感じます。

正確には「日本人によって翻訳されたファンタジー寄りの古い純文学海外小説」である。

皆さんはどう思うでしょうか?

ともかく不思議な世界観です。

意味があるかは良くわからなくても、歌詞の中に確かに物語を感じます

まるでその中に迷い込んだように。

本当にこういう世界があって見てきたというような歌詞ですね。

身長7フィート半の火喰い男は怠け者で
トロンボーンでお湯を沸かして
痩せたライオンと遊ぶ
アクロバットの後遺症でもう歩けないと言う老婆が
金色の時計の針まで
奪い取っていくだろう

劇場支配人のテーマ

雪のない街に住む人が はじめて雪を見るような
海のない街に住む人が はじめて海を見るような

スノウミュート

パット思い浮かんだ歌詞ですが、センスエグくないですか?

素敵すぎます。

  

スポンサーリンク

予想を裏切るメロディーライン

音楽をたくさん聴いていると、なんとなく「こんな感じのメロディーで進行するだろうなー」と無意識に感じてしまう方も多いと思います。

もちろん予想が完璧に当たる訳ではないですが、概ね予想通りのことが多いです。

僕はこの予想を超えてきたときに「お!?」と曲にハマりがちです。

PINSはそのパターンが非常に多いです。

僕はかなりたくさんの音楽を聴いてきたと自負してます。

そしてそこで形成されたパターンというものがあります。

PINSはそのパターンに当てはまらない曲だらけなのです。

お解りでしょうか?PINSの曲は独自性の塊なのです。

それが前述した歌詞と絶妙に絡まります。

いや、もう天才かと

マジで他にいないです。

正直なんでこのレベルのバンドが未だに一般的には無名なのか理解できません。

  

スポンサーリンク

期待を裏切らない進化

更に補足として僕の感じるPINSの凄いところですが、その成長性です。

僕は2014年にリリースされたフルアルバム「THE PINBALLS」を聴いたときに、あまりの完成度の高さに驚きました。

同時に「こんなに早い段階でこの完成度・・・今後これを超えられるの?」という不安を抱きました。

そして2015年にミニアルバム「さよなら20世紀」がリリースされ聴いてみました。

結果軽々と前作を超える出来栄えでした。

そして「今度こそもう無理やろ・・・」と思いましたが、その後今に至るまでその不安を粉々に砕いてきてくれました。

常に最新作を自信を持ってオススメできるバンドってなかなかいないと思います。

今では新譜リリース前に「不安」ではなく安心して「期待」を感じることができるようになりました。

  

スポンサーリンク

THE PINBALLS好きにオススメのアーティスト

僕の経験上、PINS好きが他に好きだったor好きそうなアーティストを紹介します。

  1. 基本的に現在も活動中のアーティスト
  2. 紹介アーティストのメンバーが他に所属しているアーティストは省略
  3. このブログで紹介したアーティスト、アーティストの性質上どうしても必要な場合などはその限りではない

171

THE 2

a flood of circle

batta

The Birthday

BLANKEY JET CITY

THE BLONDIE PLASTIC WAGON

BYEE the ROUND

The Cheserasera

The Doggy Paddle

Drop’s

Dr. Smokin’ Frog

GLIM SPANKY

GRAND FAMILY ORCHESTRA

GRAPEVINE

GYPSY THE GOAT

Half-Life

ircle

Large Houose Satisfaction

LUNKHEAD

moke(s)

the pillows

sassya-

SIX LOUNGE

THANK YOU MY BLOOD

THIS IS JAPAN

w.o.d.

WOMCADOLE

Yellow Studs

カッパマイナス

さよならポエジー

時速36km

バズマザーズ

ハルカミライ

ハンブレッダーズ

ピアノゾンビ

フリージアン

ザ・ラヂオカセッツ

  

もし聴いたことのないアーティストがいたら是非聴いてみてください。

コメント