どーも、オクダです。
2022年ももうすぐ終わりますね。
公に語っていませんが、僕はちょっとした病気に罹り、実は半年ほど会社を休職するという夢のような少し大変な思いをしました。(もうほぼほぼ治りかけてるのでご心配なく)
でもそのおかげで曲を作る時間ができたり、バスケを継続的にできるような環境を作ることができたり、結果的には人生においてプラスになった気もします。(いやブログ書けよ)
やっぱり趣味に全力を出せるというのはとても素敵なことだと身に染みて感じる1年でした。
それでは本題。
毎年恒例のやつ。
「2022年のアルバム10選」やっていきます。
単純に僕が好きだった10枚です。
本当はもっとあるけど、悩みぬいてなんとか選んだ10枚だからこそ、皆さんにも聴いてほしいです。
異論は認めます。
でも今日の僕にとってはこの10枚です。
文句がある人はあなたの10枚も教えてください。
文句がなくても教えてください。
楽しい年末にしましょう。
それでは、よろしくどーぞ!
ルール
まず、いつも通り判断の基準を明確にするためにルールを決めておきます。
・5曲以上収録の作品を対象
・ランキングではなく、あくまで10選。順位はありません。
毎年のこだわりで「CDで買ったもの限定」でやっていましたが、今年はいろいろあってCDは大量には買えていないので、そのルールは除外します。
それではいきます。
① Better than young, all right? / BYEE the ROUND
1枚目はBYEE the ROUNDの8年ぶりのアルバム「Better than young, all right? 」です。
待ってました。本当に。
解散発表があり涙し、解散するのをやめると言われ安堵し、それでもやっぱり解散して涙し、再結成に心躍り、ついにはこうして新譜のリリースですよ。
流石に今度ばかりは嬉しさの涙が流れました。
どうしようもなくBYEE the ROUND。
もうね、どの音を聴いてもカッコいいんですよ。どこを切り取ってもカッコいいんですよ。
これからも引き続き最高のロックスターでいてください。
とくに好きな曲は「スモーキーシネマパラダイス」「真っ赤な本当」です。
② 感情 / w.o.d.
2枚目はw.o.d.の4thフルアルバム「感情」です。
もう4枚目ですか。ここ数年で破竹の勢いで知名度を上げている気がします。
そりゃそうですよね、カッコイイもん。
やってることもブレませんね。でもよりw.o.d.らしさみたいなものが濃くなったようにも感じます。
やっぱり「グランジ」なんだけど、それだけでは表現しきれないような。
とにかく1度聴けば「ああ、これがw.o.d.か」ってわかる、自己紹介不要のサウンドと雰囲気を持ってますね。
やってることは変わらなくても、カッコ良さは増している。それを「感情」に訴えてくるような作品です。
とくに好きな曲は「リビド」「イカロス」です。
③ The Molars / Dr. Smokin’ Frog
3枚目はDr. Smokin’ Frogの2ndアルバム「The Molars」です。
このバンドをこのブログで紹介するのは初ですね。
Dr. Smokin’ Frogは関西圏を中心に活動するバチバチのロックンロールバンドです。
SNSで僕の周辺の界隈では爆発的な人気を誇っていますが、そろそろもっと広い界隈に出るべきバンドです。いや、出ます。今回はそれがわかる作品。
バンドの成長を最も感じることのできるこの時期に、リアルタイムで聴けているのは幸運と言わざるを得ません。
脳みそに突き刺さるロックンロールサウンドと一筋縄ではいかないメロディと美しい歌詞。
僕の大好物です。まぁ、こと音楽においては大好物だらけではありますが。
まだリリースされたばかりですが、余裕で今年の10枚に入るくらい最高の作品です。
特に好きな曲は「ハイライト」「Monkey Party」です。
④ Muddy comedy / 山中さわお
4枚目はthe pillowsのフロントマン山中さわおさんのソロ7枚目のアルバム「Muddy comedy」です。
非常に完成度の高い1枚です。
いい意味でソロっぽさが無い。いやなんか偉そうですみません、、、。
とにかく「○○というバンドのメンバーのソロ作品」ではなく、ひとつのバンドの作品にちゃんと昇華されてる感じ。
「ピロウズは好きだけどソロは聴かないなぁ」という人にもぜひ聴いてほしいです。ピロウズを聴いてなくても聴いてほしいです。
ホント好きな曲だらけで、お守りみたいに心で握りしめていたくなるような曲もあったりして、1枚聴いていてワクワクしました。
ジャケットも好きで、さわおさんらしいというか、とにかく周囲の雑音を気にせず自分を信じたくなるようなこの作品にピッタリのデザインです。
特に好きな曲は「壁の穴と少年」「その世界はキミのものだ」です。
⑤ our city dawning / Kamisado
5枚目はKamisadoの初の全国リリース盤「our city dawning」です。
Kamisadoは抜群のオルタナセンスを持つ今後絶対に注目すべきバンドです。
この作品は相当聴いた記憶があります。
ちょうど聴きたかった音をセンス抜群のリフやメロディと一緒に鳴らせてくれます。
もう普遍的にいい。いつ聴いてもいい。
このレベルのバンドがまだこの時点にいるんですよ?
今後のことを考えるとワクワクが止まらないですね。
1度でいいからとりあえず聴いてほしいです。
特に好きな曲は「環状線」「バックアレイ」です。
⑥ kimi wo omotte iru / kurayamisaka
6枚目はkurayamisakaの「kimi wo omotte iru」です。
突如Twitterのタイムラインに1曲だけ現れ、心を奪われてしまったバンド。
衝撃でした。何がと言われると困ってしまいますが。
まぁでもやっぱり曲ですかね。
変なことやってるわけじゃないと思うし特別特徴のあるメロでもないはずなのに、妙に耳に残る。
たとえメロディを忘れても「あれ、めっちゃ良かったな」という記憶だけが妙に残る。
だからどのみち何回も聴くことになる。
同じような感じでやられた人は多いんじゃないですかね。
CDのボーナストラックとして和田アキ子さんのカバーも収録されていましたが、それがカバーだと気づいたのも最近。名曲も完璧に自分たちのものにしていました。
特に好きな曲は「seasons」「farewell」です。
⑦ Les Misé blue / syrup16g
7枚目はsyrup16gの5年ぶりのアルバム「Les Misé blue」です。
たまらないですね。歌ってる内容はやっぱり暗いのに、すごく落ち着く。
ぶっちゃけ一聴してすぐにピンとは来なかったのですが、3週目くらいからはもう虜です。
もちろん1瞬でハマる人もいるでしょう。一生ピンとこない人もいるでしょう。
でもそれこそがsyrup16gらしさというか。
僕はそもそもsyrup16gというバンドそのものを好きになるのにものすごい時間がかかっているので。
今となっては聴いてればそのうち全部好きになる自信があります。だから何回でも聴けます。そして実際全部好きになります。
相変わらず言葉遊びも非常に面白いですね。
特に好きな曲は「Everything With You」「Dinosaur」です。
⑧ Pre Normal / paionia
8枚目はpaioniaの2ndフルアルバム「Pre Normal 」です。
鬼クソド名盤です。是非聴いてほしいです。
いや、今回紹介してるのは全部聴いてほしいんだけどさ。
paioniaって僕の周りで話題に上がることが少ないように感じるので、とにかくこのバンドを知ってほしいです。
マジで名曲製造マシーンです。もっと広く認められるべきですよ。
曲は基本的にキャッチーなんだけど、どこかひねくれていてクセになる曲ばかりです。
音や表現方法も曲によっては非常に計算されたものもあって、マジで芸術みたいな作品ですね。でも全然小難しくない。
ジャケットもなんか意味深でいいな。
特に好きな曲は「金属に近い」「小さな掌」です。
⑨ HARMONY / SPOILMAN
9枚目はSPOILMANの「HARMONY」です。
もう3年連続のノミネートです。
毎度のことながら理解を超えたカッコ良さです。
だって1曲目から12分44秒もあるんですよ?明らかに常軌を逸してます。
でも全く飽きることなく聴けます。何故ならカッコいいから。
「次は何をしてくるんだろう、、、」という緊張感と期待感の狭間で揺れる感情を軽く飛び越えていくような展開ばかりです。
、、、俺は何を言っているんだ?笑
そう、わからないんですよ。このバンドは。
わかっているのは「カッコイイ」ということだけ。それだけ。でもそれで十分すぎるでしょう。
僕の脳内では決して生み出すことのできないカッコよさをSPOILMANはいつも見せてくれます。正義。
特に好きな曲は「Cairo」「Nepenthes Mucus」です。
⑩ Never Heaven / Cryings
そして最後10枚目はCryingsの最初で最後のフルアルバム「Never Heaven」です。
もともとクラウドファウンディングでCDの製作が決定していたにも関わらず、いろいろあってそれが頓挫し、残念ながらバンドの解散までしてしまいました。
なのでお蔵入りになるかと思いきや、サブスクでの配信をしてくれました。
僕もクラファンで出資して本当に楽しみにしていたので、サブスク解禁は非常に嬉しかったです。
で、アルバムの出来はというと、もう最高以外の何物でもないです。
轟音と耳なじみのよいリフとメロディー。歌はどこまでもエモーショナルで、それでいてどこか切ない。
きっと好きな人は多いと思います。
解散していようがカッコイイものはカッコイイ。聴かない手はありません。
聴くがよい。
特に好きな曲は「Friction」「シベリアの海」です。
まとめ
以上、「2022年のアルバム10選」でした。
② 感情 / w.o.d.
③ The Molars / Dr. Smokin’ Frog
④ Muddy comedy / 山中さわお
⑤ our city dawning / Kamisado
⑥ kimi wo omotte iru / kurayamisaka
⑦ Les Misé blue / syrup16g
⑧ Pre Normal / paionia
⑨ HARMONY / SPOILMAN
⑩ Never Heaven / Cryings
毎度のことですが、10枚に絞るのはやっぱり大変でした。
でもその悩んでる時間が結構楽しかったりしますね。
自分なりにいろいろ理由をつけて考えたりもしますが、やっぱり最後は直感で決まります。
「これだな」という感情が生まれればもうそっちの勝ちなんです。いや、勝ち負けではないけれども。
とりあえず今回選ばなかった中にも大好きな作品はたくさんありますし、今選びなおしたらまた変わるかもしれないし。
とにかく今年も世の中には素晴らしい作品がたくさん誕生しました。
来年の年末にまた悩むのが楽しみです。
あ、昨年の10選のリンクも貼っておくのでそちらも是非↓↓
今年は本当にいろいろなことがありました。
冒頭で触れたようなネガティブな出来事だけでなく、ポジティブなことも多かったです。
まず春先から秋口くらいまで、ブログの閲覧数が爆伸びしたこと。
特にこちらの記事↓↓
こんな駄記事を多くの方に見ていただけて本当にうれしいです。
それに伴い心無いアンチコメントも数件いただきました。
当初心が痛みましたが、数名の励ましもあり、今ではなんとも思わなくなりました。(というより閲覧数が落ち着いてコメントが来なくなった。笑)
数は少なくてもとても励みになりました。ありがとうございます。
僕の好きなものを馬鹿にする権利など誰にもありません。僕にさえ。
これからも好き勝手にやっていきます。
あとSNSの繋がりを利用して曲を作ったりもしてみました。
興味や能力はあるのに、機会に恵まれない人ってたくさんいると思います。
自信がない人もいるでしょう。
僕もその一人です。
だから少しずついろんな人を誘って形にしていきたいと、ずっと考えていました。
その第一歩を踏み出せた年でもあります。
来年も引き続きこの輪を広げていきたいと思います。
興味がある方はぜひぜひお気軽にご連絡ください。(twitter→@jp69rock)
いままでの作品のYoutubeリンクも貼っておきます↓↓
まぁ他にもいろいろありますが、ここで話せるようなことはこの2つが大きいですね。
どちらも小さな一歩かもしれませんが、その一歩目が僕にとってどれほど大きなことか。
二歩目があるのかはわかりませんが、なんとか進んでいきたいですね。
とりあえずしっかり進めるように体だけは軽くしておきたいので、ダイエットからですかね。笑
運動もするようになったから来年こそは減量に成功する予感、、!?
まぁ、楽しんでいきます。
それでは、皆さん良いお年を!!!!!
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