THIS IS JAPAN(以下、ディスジャパ)。
こんなバンド名にしてプレッシャーはなかったのでしょうか。
日本中、いや世界中に向けて「これが日本だ！」と言っている訳なので。
果たして実力の程はこのバンド名を語るに足りるのか？
それが足りるんです。
足りすぎます。
いや、知りませんよ？「これが日本です」って言って何を差し出すのが正解なのかは。
でもディスジャパのカッコよさはその名に恥じぬどころか、日本の誇りになり得るレベルだということは確かです。
爆音オルタナサウンド。
シャウトの映えるツインボーカル。
音から人間の生命力みたいなものをビシビシ感じます。
ロックの衝撃がそのままパッケージされたような音を鳴らすので、脳汁が飛び出そうになります。いや、飛び出ます。
まさしくこれからの日本を代表するようなバンドになることでしょう。
メンバー
杉森ジャック ボーカル、ギター
小山祐樹 ギター 、ボーカル
水元太郎 ベース
かわむら ドラムス
音、音圧、半端じゃない
なんていうか「衝撃」とか「衝動」とかそんな言葉がすごく似合うんですよね。
そんな音をディスジャパは鳴らします。
それってやっぱりロックだし、音からそれがちゃんと伝わるのはやっぱりオルタナなんですよね。
語彙力をあえて捨てると「グワァーーッッ」ってきて「ぐぉーーーッッ」って感じです。
音圧でぶっ飛ばされそうです。
ロックを聴くうえで１番気持ちのいい感覚ですね。
音そのものだけではなく、表現力も素晴らしいものがあります。
例えば「D.I.Y」という曲。
イントロがね、もう「D.I.Y」っぽいんですわ。
何かを工作してる感じの音なんです。
ちなみに、だからといって日曜大工を勧める曲ではないです。
内容は「やりたいことをやれ」と「コーラが飲みたい」しか言ってない曲です。
しかし、メチャメチャカッコいい。
多分この人たちは何をやらせてもカッコよくしてくれるんじゃないかと思っています。
破壊力のある声、にじみ出る歌心
聴けばわかるかと思いますが、声メッチャかっこいいですよね。
破壊力抜群。
すべてのモヤモヤをぶっ飛ばしてくれそうです。
あのサウンドなのでなおさらです。
ところがそんな激しい声の中にもしっかりと歌心を感じることができます。
いい意味で日本人らしいメロディセンスとそこにのせる声が、熱量たっぷりで最高の歌になっています。
上手い下手のレベルの話じゃない。
「いいボーカル」か「悪いボーカル」かの話です。
間違いなく前者です。
最高ですね。
芯のブレない強さがのる歌詞
歌詞は基本的に「自分の進み道の肯定」をテーマにした曲が多いように感じます。
すごく簡単に書きましたが、同じテーマでもその表現の仕方の幅が広いです。
僕が初めてディスジャパを聴いたのは「ＧＡＬＡＸＹ」という曲だったのですが、すごく歌詞がいいと思ったのを覚えています。
届かない理由探して
逃げだして
ここまできた
あの頃思い出すのさ
１７歳のアイツはもっとアタマが良かった夜をかけぬけろ
GALAXY
夜をかけぬけろ
導火線に火をつけた瞬間どうでもよくなった
かけぬけろ
夜をかけぬけろ
もちろん曲との絡みがあっての歌詞なのでいまいち魅力は伝わりづらいかもしれません。
しかしこの「 １７歳のアイツはもっとアタマが良かった 」と「 導火線に火をつけた瞬間どうでもよくなった」の部分にすごく衝撃を受けたことを覚えています。
別に思い当たるような経験があってそれに共感したわけでもないのですが、この１節にすごく「納得」したのです。
補足「かわむら」
ドラムスのかわむらはディスジャパとは別に「ポップしなないで」という２人組バンドを組んでいきます。
ディスジャパとは経路が全く異なるのでかわむらのマルチな活動を観ることができます。
参考までに。
THIS IS JAPAN好きにオススメのアーティスト
僕の経験上、ディスジャパ好きが他に好きだったor好きそうなアーティストを紹介します。
- 基本的に現在も活動中のアーティスト
- 紹介アーティストのメンバーが他に所属しているアーティストは省略
- このブログで紹介したアーティスト、アーティストの性質上どうしても必要な場合などはその限りではない
BALLOND’OR
ircle
LOSTAGE
moke(s)
NOT WONK
カッパマイナス
時速36km
もし知らないアーティストがいたら是非聴いてみてください！！
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