「最近の若いバンドにはロックンロールをやってる奴らがいない」とか思っている方はいませんか?
そんなことないですよ!
結構いますよ!
なんなら小一時間程度いかに日本のロックンロールが死んでいないか長々と語ってやりたいところですが、今回は1つのバンドの紹介に止めておきましょう。
そう、その紹介するバンドこそがSIX LOUNGEです。
音にしても、曲にしても、歌詞にしても、声にしても、全てがロックへ繋がる要素を持っているバンドです。
シンプルにマジでカッコいいです。
「音楽にブチのめされたい!!」という方には是非聴いてほしいです。
メンバー
ヤマグチユウモリ ボーカル、ギター
イワオリク ベース
ナガマツシンタロウ ドラムス
小細工無しのロックンロール
まずSIX LOUNGEの楽曲ですが、骨太ロックンロールサウンドが特徴です。
バンドの持つエネルギーそのものが音として具現化されているイメージが強いですね。
思わず体が動き出しそうになる熱量。いいバンドの証です。
その「分厚く」そして「分熱い」サウンドにキャッチーなメロディが絡みます。
たまに「キャッチーであればあるほどロックから遠ざかる」と勘違いされる方がいますが、それは間違いです。
なぜなら「キャッチーであること」と「ロックであること」は決して相反する言葉ではないからです。
両方とも優れたものは確実に存在するのです。
それをSIX LOUNGEはわかりやすく証明してくれています。
そういう意味では、ある意味どんな人にでも好かれる可能性を持ったバンドであるとも言えますね。
きっとSIX LOUNGEはバンドとしてやりたい方向性がバチッと決まっているのだと思います。
まぁ「決めた」のか「決まった」のかはわかりませんが、とにかくバンドとしての核がブレていない気がします。
バンドの本領を発揮するためには非常に重要なことですね。
想像力センスの塊、ナガマツシンタロウの歌詞
SIX LOUNGEの歌詞はドラムスのナガマツシンタロウが作詞しています。
この手のバンドはボーカルが作詞作曲というイメージがどうしてもありますが、実際に曲を聴いてみるとナガマツシンタロウが作詞している意味がわかります。
はっきり言ってセンスの塊です。
ロックンロールの歌詞としてピッタリのものを作詞してくれます。
想像力の豊かさ、そしてラブ&ピース。
あんなにロックなドラムを叩く人間がこんなに繊細な歌詞を書くなんて、そのギャップがまたグッときますね。
真っ赤な宇宙船に乗って
STARSHIP
行くぜ合言葉は
I LOVE YOU I LOVE YOU
僕が彼の書く歌詞の凄さに最初に気が付いた曲「STARSHIP」のサビです。
いやー、素晴らしすぎます。
「真っ赤な宇宙船」て。「真っ赤」て。
宇宙船の色を想像するって簡単なようだけど、普通できなくないですか?
そして「合言葉はI LOVE YOU I LOVE YOU」ですよ。
合言葉をI LOVE YOUにするだけでカッコいいのに更にI LOVE YOUを2回言ってますからね。
きっと宇宙船に乗っていく姿を具体的に想像できているのでしょう。
誰かこの感動に共感してくれますかね?
いや、きっとしてくれるはずです。
メリールー
メリールー
お前を抱きしめてやる
君のぬくもりがたまに欲しくなる
メリールー
眠いかい?抱きしめてやる
君の小さな身体
たまに思い出す風にのって
こんなストレートの歌詞を書くこともできます。
この曲はAメロBメロとサビとで主人公が違います。(前者が女性の気持ち、サビがそれに対する男性の返答)
歌詞の解釈はリスナーによって様々ですが、この曲は普通にラブソングですね。
トリッキーな構成ながらもストレートに愛を歌っています。
でもこの感じの曲は歌詞だけ見てもパッとしなしですね。
ここにロックンロールサウンドが乗ると、とてつもない名曲へと変貌します。
是非聴いてみてください。
圧巻のライブパフォーマンス
ロックンロールといえばやっぱりライブです。
SIX LOUNGEも例にもれずメチャクチャカッコイイライブをします。
もう汗が似合ってしょうがないです!(←?)
こんなにカッコイイ人間が自分よりも年下というのが信じられません。
いつの日からか、出てくるミュージシャンが年下であることが増えてきました。
僕も歳をとっているので当たり前ではありますが、なんだか少し寂しい気持ちになるものです。
ですが、SIX LOUNGEみたいなカッコイイバンドを見ると、その寂しさを塗り替えるように心強さを感じます。
そんなバンドがSIX LOUNGE意外にも当たり前のようにゴロゴロいます。
まったく日本のバンドってやつぁ、カッコよさの底が知れねーや。
と思う今日この頃です。
SIX LOUNGE好きにオススメのアーティスト
僕の経験上、SIX LOUNGE好きが他に好きだったor好きそうなアーティストを紹介します。
- 基本的に現在も活動中のアーティスト
- 紹介アーティストのメンバーが他に所属しているアーティストは省略
- このブログで紹介したアーティスト、アーティストの性質上どうしても必要な場合などはその限りではない
batta
The Doggy Paddle
moke(s)
SaToMansion
カッパマイナス
時速36km
もし知らないアーティストがいたら是非聴いてみてください!!
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