「ヤバい」って言葉ですが、最近ではいい意味でも悪い意味でも使うじゃないですか。
その場合において、どちらかの意味を選んで使用されるケースが多いですよね。
でもロクトシチは両方の意味なんです。
ヤバくて(悪い意味)、ヤバい(いい意味)のです。
ヤバくなければ(悪い意味)、ヤバくなれない(良い意味)のです。
何言ってるかわからないって?
僕もわかりません。
「考えるな、感じろ」ということです。
でもこれだけは言えます。
「メチャクチャカッコイイ」。
上の怪文もロクトシチに魅せられた人間になら理解できるかと思います。
そういう得体の 知れなさ、しかし絶対的なカッコよさをロクトシチは持っているのです。
メンバー
丸山景子 ボーカル
加島慎太郎 ギター、ボーカル
白石尭 ギター
山田翼 ベース
小川達也 ベース
田辺洸輔 ドラムス
※ベースが2人いますが、ツインベースというわけではなく、お互いのプライベートと相談して交代しながらやっています
2019年5月突然活動終了を宣言
感性をぶち壊す圧倒的なサウンド
音楽を長い間好きでいると、自然と自分の好みがわかってきたりしますよね。
「これこれこういう理由だからこのバンドが好きなんだな、、、」とか考えるようになるわけです。(本当はそこに理由なんか全くいらないのですが)
僕は根暗なので頭の中でいろいろ考えこむクセがあります。
なので、他人よりもこんなことを考えてしまいがちなのです。
しかし、ロクトシチだけはその理論から外れているのです。
本当に申し訳ないですが初めて聴いたときは「うるさいだけ」という感想でした。
僕の凝り固まった「好きな音楽理論」から本能的に外されてしまったのです。
そのはずだたんですが、、、
ロクトシチはその壁を粉々にぶち壊して僕の感性に攻撃をしかけてきました。
確かにうるさいバンドです。でもうるさい「だけ」じゃなかったのです。
ロックはカッコ良ければそれでいいのです。
本当に大切なことを改めて教えてくれたバンドです。
僕のロクトシチへの思いに話が脱線してしまいましたが、肝心のロクトシチの音の話に戻しますね。
とにかく僕はギターの音が大好きです。
やっぱりね、ギターってカッコいいんですわ。
ちゃんとギターの音でギターのカッコよさが伝わる。
いやーもうギターギターギターギター、、、。
「ヤバい奴」に見えるかもしれないですが、冒頭でも書いた通りロクトシチは「ヤバい」のです。
ホントにこのバンドのギターサウンドにはシンプルにギターの「ヤバさ」が詰まっています。
そしてその変態的ともいえる「やばさ」の中から時折すごくポップな部分が見え隠れします。
奥が深すぎますね。
万人うけ「しない」声
さっきからちょいちょいディスってるように聴こえるかもしれませんが、そんなことないです。
これがつまり「悪い意味のヤバい」なのです。
でもこれがなかったら持ち味も消え「いい意味のヤバい」も生まれないので。
とにかく歌がヤバいです。
「何言ってるかわからない」「叫んでるだけ」というイメージを持たれるかもしれません。
僕もそうでした。でも今ならわかります。
どんなスタイルで言葉を吐こうが、カッコ良ければロックなのです。
それが正義です。
こんなカオスなバンドで歌の上手なお姉さんに歌われても響くものはありません。
「今がカッコイイ」。これほど素晴らしいことはないですよ。
加島慎太郎の時々入るボーカルも然りです。
以前Youtubeかなんかのコメントだったと思いますが「男のボーカルいらん」発言があったことに対して、ツイッター上で軽くネタになっていました。
この件に関して思うことは、「いるいらない」の問題ではないということ。
だってキレイなバンドじゃないですもん。
「加島慎太郎の声がいらない」と思うなら、その声があろうが無かろうがロクトシチそのものが受け入れられないはずです。
ロクトシチというバンドがロクトシチであるために「絶対に必要ではない」が「絶対に不必要でもない」要素だと思います。
つまり自由に暴れてもらうのが一番ロクトシチの良さが発揮されるのだと感じました。
脳裏に焼き付く、圧巻のライブパフォーマンス
ロクトシチの最大の魅力といってもいいのがライブです。
音なくても楽しめると思います。
棒立ちで歌うボーカルの周りを「これでもか」と暴れまわる面々。
まじで最高です。
特に加島慎太郎の暴れっぷりは凄まじく、動きのバリエーションも豊かでみていてメチャクチャ面白いです。そして最高にカッコいいです。
動く、跳ねる、回る、転がる。
あれでちゃんとギター弾いてるのがすごいですね。
機会があれば是非生で見てほしいです。
ロクトシチ好きにオススメのアーティスト
今回ばかりはこのコーナー、僕にとってのロクトシチの立ち位置が特殊すぎて自信がありません。
なので追加や除外して更新をかけていくかもしれないですが、よろしくどーぞ。
- 基本的に現在も活動中のアーティスト
- 紹介アーティストのメンバーが他に所属しているアーティストは省略
- このブログで紹介したアーティスト、アーティストの性質上どうしても必要な場合などはその限りではない
dip
LOSTAGE
moke(s)
slak
逃亡くそタわけ
ドミコ
もし知らないアーティストがいたら是非聴いてみてください!
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