どーも、オクダです。
ブログを始めてから、頑張ったり頑張らなかったりして不定期にだらだら記事を書き綴ってきましたが、なんと今回で100記事目となります。
おめでとうございます。ありがとうございます。
まとまなブロガーさんからすれば全然小さな数字なのですが、僕からすればそれなりの達成感を感じています。
これからも、頑張ったり頑張らなかったりして続けていきますので引き続きよろしくどーぞ。
というわけでせっかくの100記事目なので今回は気合入れました。
「100」にちなんで、「日本のロック好きが厳選した最高のアルバム100選」やっていきます。
ドメジャーからドインディーズまで幅広く聴いてきた僕が、いままでの人生で聴いてきたアルバムから100枚を厳選しました。
音楽の好みは人それぞれですが、少なくとも僕が「最強」と考える100枚です。
もし聴いたことのないアルバムがあったら是非なんとかして聴いてみてください。
それではよろしくどーぞ。
- ルール
- 001. our first noodles / noodles
- 002. 君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命 / 銀杏BOYZ
- 003. 灯火 / ウルトラタワー
- 004. イエモン-FAN’S BEST SELECTION- / THE YELLOW MONKEY
- 005. Cry Baby / トガシ
- 006. 八+八 / 八十八ヶ所巡礼
- 007. ROCK END ROLL / ストレイテナー
- 008. LAST DANCE / BLANKEY JET CITY
- 009. SOLID GREEN / SPOILMAN
- 010. 牙をみせろ / THE PREDATORS
- 011. HOME / 山崎まさよし
- 012. RE YOUTH / ハンブレッダーズ
- 013. Electric Rainbow / JUDE
- 014. SUPER NICE / MO’SOME TONEBENDER
- 015. Demo / モノリス
- 016. 幻想 / TOMOVSKY
- 017. ALL TIME BEST / 尾崎豊
- 018. SINGLES / Janne Da Arc
- 019. 友だちを殺してまで。 / 神聖かまってちゃん
- 020. Killing Pop / THE CHEWINGGUM WEEKEND
- 021. 愛しかない / oh yes aha
- 022. BLOODY MONKEY BEATS / THE BLONDIE PLASTIC WAGON
- 023. Single Collection / SOUL’d OUT
- 024. the FIELD OF VIEW Memorial BEST~Gift of Melodies~ / FIELD OF VIEW
- 025. 夕日信仰ヒガシズム / amazarashi
- 026. Last Heaven’s Bootleg / THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
- 027. FROM ALTERNATIVE / THIS IS JAPAN
- 028. 問答無用セレクション “金賞” / 怒髪天
- 029. 深海 / Mr.Children
- 030. LOVE IS LIKE A ROCK’N’ROLL / a flood of circle
- 031. 1998-2004 / ゆらゆら帝国
- 032. コンプリートBEST 青&春 / 19
- 033. IT’S MY ROCK’N’ROLL / YO-KING
- 034. きのうのこと / LOST IN TIME
- 035. SUNRISE JOURNEY / GLIM SPANKY
- 036. SINGLES / DOES
- 037. YELLOW VALENTINE / GRAND FAMILY ORCHESTRA
- 038. ベストオブくるり/ TOWER OF MUSIC LOVER / くるり
- 039. ソルファ / ASIAN KUNG-FU GENERATION
- 040. 心枯論 / LACCO TOWER
- 041. I’M JUST A DOG / The Birthday
- 042. SMASH THIS WORLD! / カミナリグモ
- 043. SAPPUKEI / NUMBER GIRL
- 044. just A moment / 凛として時雨
- 045. 月と手のひら / LUNKHEAD
- 046. HIGHVISION / スーパーカー
- 047. どこにでもあること / butter butter
- 048. Orkonpood / 小林太郎
- 049. delayedead / syrup16g
- 050. BIRD / ROSSO
- 051. door / Yellow Studs
- 052. 『歌うたい15』SINGLES BEST 1993~2007 / 斉藤和義
- 053. BURGER NUDS 2 自己暗示の日/kageokuri / BURGER NUDS
- 054. Populus Populus / UNISON SQUARE GARDEN
- 055. GOODDEST / 真心ブラザーズ
- 056. フーバーオーバーベスト / フーバーオーバー
- 057. 破壊的イノベーション / 山中さわお
- 058. ブッチーメリー The ピーズ1989-1997 SELECTION SIDE B / The ピーズ
- 059. 弾けなくて / ピアノゾンビ
- 060. 1,2のサンダース / スーパーサンダース
- 061. ユグドラシル / BUMP OF CHICKEN
- 062. バイザラウンド / BYEE the ROUND
- 063. Disc Harassment / バズマザーズ
- 064. A MAN OF THE WORLD / BRAHMAN
- 065. Chaos in Apple / 髭(HiGE)
- 066. JAILHOUSE HITS / ホフディラン
- 067. Singles 1990-1993 / THE BLUE HEARTS
- 068. MADE IN LOVE / TRICERATOPS
- 069. さざなみCD / スピッツ
- 070. イデアの水槽 / GRAPEVINE
- 071. 少数の脅威 / SEVENTEEN AGAiN
- 072. 君と僕と世界の心的ジスキネジア / CIVILIAN(Lyu:Lyu)
- 073. コントラスト / 秦基博
- 074. PINKIE’S ROCK SHOW / HERMANN H. & THE PACEMAKERS
- 075. キセキ / セツナブルースター
- 076. クロールで旋回しながら / shannons
- 077. さよなら20世紀 / THE PINBALLS
- 078. フェイクワールドワンダーランド / きのこ帝国
- 079. 創 / ACIDMAN
- 080. 〆 / Half-Life
- 081. 無罪モラトリアム / 椎名林檎
- 082. Best of Luminous Orange / LUMINOUS ORANGE
- 083. 「OH! MY MOD!」The Collectors best -Sawao Yamanaka Selection / THE COLLECTORS
- 084. UNDERGROUND POP / The Flickers
- 085. シフォン主義 / 相対性理論
- 086. PARODY / Freebee
- 087. 娯楽 / 東京事変
- 088. FLASH / THE HIGH-LOWS
- 089.Ghosts&Angles / ART-SCHOOL
- 090. ベスト・オブ・ゴー!ゴー! / GO!GO!7188
- 091. SIBERIA / SHERBETS
- 092. Johnny Hell / 浅井健一
- 093. UNSUNG / ナノウ
- 094. Riot on the Grill / ELLEGARDEN
- 095. Audity / Stereo Fabrication of Youth
- 096. LEO / 佐々木亮介
- 097. 眠る前 / 小高芳太郎
- 098. NO ALBUM 無題 / bloodthirsty butchers
- 099. さくらの唄 / GOING STEADY
- 100. MY FOOT / the pillows
- あとがき
ルール
普通に僕の好みで100枚選ぼうとしたら、半分くらいはアーティストの重複で偏りが生まれそうだったのでいくつかルールを設けました。
〇 日本アーティストの作品のみ
〇 5曲以上収録された作品を対象
〇 ベストもあり
〇 選択の記事順は、あくまでアルバムとしての評価
(アーティスト基準でも曲基準でもない)
〇 ポイントの優先度
①僕にとって大切な作品
②シンプルに好きな作品
③聴いてきた回数
〇掲載順は完全ランダム
特に1アーティスト1作品縛りは大きいですね。
つまり今回の記事は100組のアーティストを紹介する記事でもあるわけです。(でも基準はアルバム単位ですよ)
あともうひとつ大事なことを。
今回は変な忖度は一切していません。
どういうことかというと、「これは世間的にも名作だから残さないと」とか「これを入れておけば『わかってる感』出るな」とか、そういうのは捨てています。
自分でも狂ってるのかと思うくらい、本来選ばれるべきであろう作品もカットしたりしてます。
僕が普段から「好きだ」と公言しているようなアーティストも場合によってははじいてます。
とことん自分に正直になりました。
ここにあるのは「僕」という一人の人間の思いだけです。
断腸の思いで外した作品の供養のためにも、お伝えさせていただきました。
それでは、前置きが長くなりましたがやっていきます。
001. our first noodles / noodles
しょっぱなベストで恐縮ですが名盤です。入門編にもいい1枚。
音だけでも気分が上がるオルタナサウンドで耳が喜んでしょうがないです。
僕としては大好きな曲がポイントポイントであるnoodlesですが、ベストだけあってこの作品にはそういう曲が集まってます。
002. 君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命 / 銀杏BOYZ
「DOOR」と悩みましたがこちらで。
どちらもいいアルバムで好きな曲が多いのですが、「東京」が入ってるだけでこのアルバムの力はかなり大きい。
「曲基準で選ばない」と言っておいてこのざまですが、アルバム全体の完成度をグッと上げる曲というものが存在するのもまた事実です。
003. 灯火 / ウルトラタワー
ウルトラタワーのアルバムはどれも素晴らしい。
が、アルバム通して1番好きなのは多分この「灯火」だと思います。
ボーカルは今shannonsというバンドをやっているのですが、僕はshannonsからウルトラタワーに入った珍しいタイプの人間です。
004. イエモン-FAN’S BEST SELECTION- / THE YELLOW MONKEY
ファン投票に基づくベスト。ファンの方に怒られるかもしれませんが「これさえ聴いとけば」という安心感があります。でもファンの選んだ結果ですから。
ここまで名曲が多いとやはりベストが強いですね。僕としてはイエモンのベストの中でも1番納得できる1枚です。
普通にベスト有りで厳選してるけど、やっぱりベストってずるいなぁ。笑
005. Cry Baby / トガシ
もう10年以上前にライブハウスで観てからずっと応援してるアーティストです。
いつぶりでしょうか。最近音源をリリースされて僕はもう嬉しくてしょうがなかったです。
一般的には無名かもしれませんが、曲のセンス、歌詞のセンス、そして何より声が唯一無二でたまらないです。
006. 八+八 / 八十八ヶ所巡礼
すいません正直最近聴いてなかったので、「これ100枚に入るほどだったかなぁ」と思って聴きなおしたら余裕で100枚に選ぶべき作品でした。
初めて聴いたときのワクワク感と衝撃とほんの少しの恐怖。
そういうものを音から今でも変わらず感じられるのはすごいです。
007. ROCK END ROLL / ストレイテナー
ストレイテナーの作品はかなり悩みましたねぇ。
結局思い出補正と多分1番聴いたであろうこの作品にしました。
ロックにハマりたての頃にメチャメチャ聴いてた1枚なので。そういうのも大事。
008. LAST DANCE / BLANKEY JET CITY
これはもう迷うことなく確定してた1枚。
ブランキーが入るのも確実だったし、選ばれる1枚もこれで決まってました。
もちろんどの作品も大好きなんですけど、やっぱりブランキーはライブ盤が断トツでカッコイイ。
009. SOLID GREEN / SPOILMAN
この手のバンドは僕の守備範囲外です。そう、本来ならば。
でも何故かSPOILMANには惹かれてしまうのです。もう自分でもわかりません。
自分のセオリーを度外視した半ば無理やりのカッコよさが、そりゃもう突き抜けていて最高です。
010. 牙をみせろ / THE PREDATORS
最高にカッコイイお遊びバンド。
恐らく1番夢中になったであろうこの作品を選びました。
プロがNIRVANAに憧れた学生みたいなノリでやってるだけなのですが、まぁこれがカッコイイんです。
011. HOME / 山崎まさよし
え?急に普通に名盤が来たって?
いやだってまぁほら、最高じゃないですか。
いろんなタイプの曲といろんな音のバランスが絶妙に絡んだ1枚です。
012. RE YOUTH / ハンブレッダーズ
入手困難な1枚をあえて選ぶのもどうかと思いましたが、多分この作品が1番聴きこんだアルバムだと思います。
当時「絶対に売れる」と業界人でも何でもない僕は勝手に思っていましたが、あっという間に有名になっていきましたね。
それでも昔も現在もやってることは変わらず、最高の音楽を生み出し続けてくれています。
013. Electric Rainbow / JUDE
「Highway Child」と悩んだ末こちらを選択。
同じような時期に聴いて、同じくらい聴いて、同じくらい好き。
となればジャケットだね。髑髏とは古典的だけど黄色い髑髏がカッコイイ。
014. SUPER NICE / MO’SOME TONEBENDER
何枚か悩んだけど結局これにしました。
誰かにお勧めするとしてもこれを選びますね。まぁ相手によりますが。
それくらいロックンロールと聴きやすさのバランスが取れてる作品です。
015. Demo / モノリス
上で紹介したトガシがやっていたバンド。死ぬほど聴いてる作品です。
対バン相手が「3曲入りの音源が500円であるので、、、」みたいな話をしている中、「15曲入り音源が無料であります」はマジでカッコよかった。その無料の音源がこちらです。
座りながら聴いてた観客も、モノリスが1曲目を終えるころには全員立ち上がっていたあの光景を忘れません。
詳細がわかるリンクが無かったので、せめてYoutubeのリンクを1曲貼っておきます。この作品の曲じゃないんだけど。
016. 幻想 / TOMOVSKY
深読みしたくなる歌詞と天才的な楽曲が特徴のTOMOVSKY。
どのアルバムも好きなんだけど、1番最初に好きになったのは確かこの作品。
「我に返るスキマを埋めろ」は超名曲です。
017. ALL TIME BEST / 尾崎豊
物心ついたときには尾崎豊さんは亡くなっていましたが、周囲に知らない人間はいませんでした。
誰もが知るこの人物に熱狂的なファンが多いのも頷ける、めちゃめちゃいい。改めてね。
時代を感じるサウンドや歌詞は抜きにして、もし現代にこれらの名曲が生まれたとしても確実に受け入れられるであろうと思います。
018. SINGLES / Janne Da Arc
ロック好きになる前の僕が中学生の頃にメチャメチャ聴いていた作品。
そして時が経ち、聴き返せば聴き返すほど楽曲の素晴らしさに打ちのめされます。
やっぱJannne Da Arcは曲が好きですね。あの独特な感じ。
019. 友だちを殺してまで。 / 神聖かまってちゃん
正直神聖かまってちゃんは聴きこんでいるわけではないのですが、このアルバムはかなり衝撃でした。
「ふざけたバンド名のふざけたバンドが出てきたな」と怖いもの見たさで聴いただけだったはずなのに、この完全な名盤に度肝を抜かれたのを覚えてます。
ちゃんとロックンロールでした。ジャンルの話じゃなくてね。
020. Killing Pop / THE CHEWINGGUM WEEKEND
僕がこのアルバムを聴きたいと思ったころには価格が高騰していて手に入れるのに苦労した1枚。
それでも後悔など微塵も感じないほど完成された1枚。カッコよすぎる。
サブスクで扱われるようになったので是非聴いてみてほしいです。
021. 愛しかない / oh yes aha
全ての要素で独特の雰囲気を放っているのに、すごく耳馴染みのいい音楽を量産するバンド。
もうこのアルバムタイトルからしてセンス抜群です。聴くしかないです。
oh yes ahaの作品はどれも好きで、むしろ全曲好きなので悩ましかったのですが、よくよく考えたら現時点では5曲以上収録の作品はこちらだけですね。
022. BLOODY MONKEY BEATS / THE BLONDIE PLASTIC WAGON
僕がこのバンドに興味を持ったころは、簡単に入手できたのがこの作品だけでした。
ところがまぁ大正解。メチャメチャカッコイイアルバムで、何度も何度もリピートして聴いてしまいました。
もちろんほかの作品もオススメ。もっとロックンロール好きの人に聴いてもらいたいですね。
023. Single Collection / SOUL’d OUT
今回唯一のヒップホップ。ヒップホップと言ってもかなりポップ寄りになるかと思いますが、僕としてはそこがいい。
ロックにハマる前に死ぬほど聴いてましたが、ロックを聴くようになって少し離れ、後にこのベストを聴きましたがまぁすばらしい。
あとDiggy-MO’のソロも素晴らしい作品が多いですよ。今回選んでないけど。
024. the FIELD OF VIEW Memorial BEST~Gift of Melodies~ / FIELD OF VIEW
もう大好き。幼き頃より好きだったけど、音楽が好きになってずいぶん経つ今となってもなおさら大好き。
90年代特有の雰囲気とグッドメロディ。たまらんよこれは。
世代じゃない人は2,3曲しか知らない方も多いと思いますが、そういう方にこそ是非聴いてほしいですね。
025. 夕日信仰ヒガシズム / amazarashi
amazarashiはメッチャ悩みましたが、これかなぁ。
「雨男」の存在が僕にとっては大きすぎます。大好きな曲です。多分amazarashiの曲で1番好きです。
全体としても、いい意味でかなりバランスの取れた作品だと思います。
026. Last Heaven’s Bootleg / THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
これはもう迷わなかったです。
ブランキーと一緒でミッシェルもライブ盤が至高です。一番カッコイイ。
ミッシェルを聴く時は、他のアルバムを聴いてても気付いたらこの作品を聴いてしまっている自分がいます。
027. FROM ALTERNATIVE / THIS IS JAPAN
この作品にはマジで度肝を抜かれた記憶があります。
音圧が半端じゃない。「うぉおおおお!」ってなった。
音がでかいオルタナサウンドが好きな人には絶対に響くと思います。だって音がでかくてカッコいいもんよ。
028. 問答無用セレクション “金賞” / 怒髪天
「“D-No.18”LIVE MASTERPIECE」と悩みました。正直もうどっちでもいいです。いや、どっちもいいです。
この作品の方が収録曲が多いのでお得感はありますね。内容がちょっと違います。
マジで名曲ぞろいだなぁ。全部いいです。
029. 深海 / Mr.Children
ミスチルこそベストを選んでおけばよさそうなものですが、僕にとってはこのアルバムがNo1です。
名曲ぞろいなのもありますが、曲のつながりや全体の雰囲気などのコンセプトができあがってるので、作品として素晴らしいですね。
ガチファンの中でも人気の高い作品だと、そんな話を聞いたことがある気がします。
030. LOVE IS LIKE A ROCK’N’ROLL / a flood of circle
この作品でバンドの方向性がロックンロールに突き抜けたように感じます。
もちろんそれまでもロックンロールだったんですけど、もっとポップ寄りと言うか、いや今もポップなところあるんだけど、うーん表現が難しいですね。笑
とにかくこの作品から「ロックンロールの精神」にこだわりを感じるようになりました。佐々木さんが革ジャンを着るようになったのもこの頃からだったはず。
031. 1998-2004 / ゆらゆら帝国
ゆらゆら帝国は割と好きなアルバムが分かれる所なので、オリジナルアルバムから選んだ方が面白い気もしましたが、結局ベストにしました。
収録曲も申し分ない。不思議なことにオリジナルアルバムとは違う聴こえ方がする曲もある。
入門にもいい1枚。「空洞です」が入ってないけど。
032. コンプリートBEST 青&春 / 19
へぇ、こんなアルバムあったんだ、、、(←は?)
いや違うんです。本来「青」と「春」という2枚のベストがあったのですが、その2枚がセットになっているアルバムがあったことを今知っただけです。笑
「青」と「春」はかなり完成されたベストアルバムでめちゃめちゃ聴いてました。今でも聴いてます。それがセットになってるんだから、もうこれしかないです。
033. IT’S MY ROCK’N’ROLL / YO-KING
そのタイトルの通りYO-KINGの作品の中でもロックンロールにかなり寄せているアルバム。
名曲「Hey! みんな元気かい?」が収録されているのもこのアルバムです。
ジャケットからもアルバムの雰囲気が伝わってきて好きです。
034. きのうのこと / LOST IN TIME
名盤です。なにより「列車」が収録されています。
いや、他も名曲ぞろいなんですけど「列車」は特別と言うか。誰が聴いても名曲だとわかるような名曲らしい名曲ですから。
今よりもちょっと粗削りなサウンドや声がまたいい雰囲気を醸し出してる作品です。
035. SUNRISE JOURNEY / GLIM SPANKY
ほとんど予備知識のない状態でこのアルバムを再生したときの衝撃は今でも覚えています。
松尾レミさんの声からは当然、そのサウンドの分厚さや音作りに、なんていうかものすごい「圧」を感じました。完全にロックンロール。
そしてこのバンドの武器でもあるロックバラードの「大人になったら」もハイパー名曲で、でもちゃんとロックンロールで、僕の大好物な感じです。
036. SINGLES / DOES
これまた完成されたいいベストだと思います。
少し古いので最近の曲は入ってないのですが、聴きたい感じの曲はだいたい収録されている印象。贅沢な1枚です。
DOESは簡単な曲が多いのにそれでもカッコいいのでマジですごいと思います。
037. YELLOW VALENTINE / GRAND FAMILY ORCHESTRA
全曲好きです。すげー好きです。
どのアルバムも好きです。でも僕にとってはこの作品が1番濃い時間を過ごせる1枚です。1瞬で聴き終えてしまう。
どんなに低く見積もったとしても、もっともっと聴かれてもいいバンドだと思います。だから聴いてください。
038. ベストオブくるり/ TOWER OF MUSIC LOVER / くるり
こんなこと言うと荒れるかもしれないですけど、実は僕くるりのオリジナルアルバムってほとんど聴いたことないんですよね。
それでもこの作品は、100枚の中に選ぶくらいにはすごく気に入ってるベストです。
名曲しかない。いや、ベストとは本来そういうものですけど。それにしても名曲しかない。
039. ソルファ / ASIAN KUNG-FU GENERATION
世代です。僕ら世代はアジカンといったらソルファです。違かったらすみません。
2016年にアルバム丸ごと再録されているくらいですからね。そりゃ名盤です。
そして再録盤を聴いていてもなんだかんだオリジナルに返ってきてしまうんですよね。
040. 心枯論 / LACCO TOWER
これまた最高にカッコイイアルバムです。
それまで僕の中でのこのバンドの立ち位置がよくわからなくて「好きではあるんだけど、、、んー、、」みたいな感じだったんですけど、この作品で「あ、これは好きだわ」と思えたのを覚えています。
タイトルがほぼほぼ漢字なので妙に警戒されがちですが、ちゃんとカッコいいので聴いてください。
041. I’M JUST A DOG / The Birthday
The Birthdayの中では断トツに好きなアルバム。
フジイケンジさん加入後初のアルバムで、イマイさん時代とは全然違う攻め方をしてきましたね。
バチバチの骨太ロックンロールサウンドが目立ちますが、「爪痕」のような聴かせる名曲まで収録されています。
042. SMASH THIS WORLD! / カミナリグモ
カミナリグモ自体がそもそも知名度のある方ではありませんが、これは正真正銘のド名盤です。
オルタナサウンドとセンス抜群の電子音とグッドメロディで最初から最後まで全く飽きません。
名曲ぞろいなのですが、僕は特に「ブラインドフォトグラファー」が大好きです。
043. SAPPUKEI / NUMBER GIRL
NUMBER GIRLのアルバムはちょっとだけ悩みましたが、僕は結局この作品になるかな。
どの作品も独特の鋭さがあるんですけど、その中でもこの作品が1番それを感じるかもしれません。
「TOTOOあり」の存在は大きいですね。あの冷めた切れ味がクセになって抜け出せません。
044. just A moment / 凛として時雨
正直言うと、初めて凛として時雨聴いたときって全然いいと思わなかったんですよね。それがこのアルバムだったんですけど、、、。
結局僕のレベルが追いついてなかったんですかね。その後すぐに好きになりましたよ。
ちょうどそのころフェスで初めて凛として時雨のライブを観たのですが圧巻でしたね。カッコよかった。
045. 月と手のひら / LUNKHEAD
「1アーティスト1枚縛り」にしてアルバムの選択に悩んだアーティストはたくさんいるんですけど、多分LUNKHEADが1番悩みました。吐くかと思いました。ちなみに今でも悩んでます。
それぐらいどの作品も名盤だと思うのですが、LUNKHEAD自体を意外に皆聴いていない印象。皆さん、もっとLUNKHEADを聴きましょう。
僕の好きなバンドの中では最も世間に過小評価されているバンドだと思います。言わせてもらうけどメチャメチャカッコイイよ?
046. HIGHVISION / スーパーカー
スーパーカーのアルバムとなると、この「HIGHVISION」か「スリーアウトチェンジ」が特に人気だと人気だと思うのですが、僕も例にもれずこの2枚で悩みました。
でもやっぱりこのアルバムを選んだのは、アルバムとしての完成度はもちろん、バンドとしての完成も垣間見えるアルバムだからです。
ジャンルがどうとかの前に「音楽」として完成された1枚です。
047. どこにでもあること / butter butter
butter butterのコンセプトアルバムです。収録曲を学校の時間割に見立てて構成されています。
陰鬱として卑屈な雰囲気がこのバンドの特徴なのですが、歌詞の言い回しと曲のカッコよさがあってその苦みが抜群に光るんですよね。
他のアルバムも大好きなんですけど、この作品は後期のアルバムだけあってバンドの成長も感じられる1枚になっています。
048. Orkonpood / 小林太郎
雑誌を立ち読みしていたら「小林太郎」の名前。「安田さん?美沙子ちゃん?ふざけた曲名だな、、、」と思いつつも一応聴いてみた当時が懐かしいです。
まぁ衝撃でしたね。僕ふざけた感じでめちゃめちゃカッコよかったりするの弱かったりするんですよ。
そしてこれ以降は普通にカッコイイ小林太郎になってますけどね。とりあえず衝撃の1枚を選びました。
049. delayedead / syrup16g
今となっては殿堂入りするレベルで大好きなバンドなんですけど、実はシロップを好きになるのにものすごい時間がかかってるんですよ。
最初はいろいろ聴いても部分的に「いいかも」って思うくらいでした。でもこのアルバムを聴いて、今まで塞き止められていた感情が溢れるように急激にシロップを好きになっていきました。
そういう意味で特別な1枚。でもなんだかんだ単純に好きな曲も多く収録されてます。
050. BIRD / ROSSO
もちろん「DIRTY KARAT」も好きなのですが、僅差で僕は「BIRD」が好きかなぁ。
いやでも、うーん。どっちも好きな曲が割とはっきりしてるんですよね。でも音的には「BIRD」の方かなぁ。
一つ言えるのはROSSOは最強だったってことですかね。
051. door / Yellow Studs
Yellow Studsの中でも1番好きなアルバムです。
このバンド特有のガレージとジャズと昭和歌謡の融合した感じが、足し算ではなく掛け算的に見事なバランスで仕上げられた作品。まぁそれは他の作品にも言えるんだけど。
でもこれが1番好きなんだから仕方あるまい。カッコイイ。
052. 『歌うたい15』SINGLES BEST 1993~2007 / 斉藤和義
僕が初めて聴いた斉藤和義さんのアルバム。
ベストだけどに、当時聴きたかった曲は全部入ってました。今でもこの作品を再生しておけば間違いないという安心感があります。
これ以降の作品も名曲ばかりなので、2008~の方のベストも最高ですね。
053. BURGER NUDS 2 自己暗示の日/kageokuri / BURGER NUDS
少し前までBURGER NUDSの作品はどれも価格が高騰していてなかなか手に入れられなかったのですが、2014年に復刻されてリリースされた3作品のうちの1枚です。
こちらは「自己暗示の日」と「kageokuri」の2枚の作品がまとまった1枚。いやでも正直どれも同じくらい好きなのでどれでもいいです。
ルーツはハッキリ感じるのにちゃんと独特なんだよなぁ。BURGER NUDSでしか満たされないものがある。
054. Populus Populus / UNISON SQUARE GARDEN
「ユニゾンの作品から好きなものを3枚選べ」と言われたらものすごく悩むんですけど、1番好きな作品は断トツでこれです。
ユニゾンは相当初期の頃から「付かず離れず」くらいで追いかけていたんですけど、この作品で完全に「付いた」感じがありました。まるでこの作品の誕生を知っていて、それをずっと待っていたかのような感覚でしたね。
実際これ以降の作品はかなり突き抜けていいものを作るようになった気がします。マジで名曲製造お化けバンドです。
055. GOODDEST / 真心ブラザーズ
真心ブラザーズはホントに色んなタイプの曲があって作品ごとの性格も違うので、オリジナルアルバムから選んだ方が面白そうだったのですが、結局ベストにしました。
だってそのいろんなタイプの名曲が1枚になってるんですよ?「もうこれにしなよ!」って心の中で僕の本心が言ってました。
入門編としても手放しでオススメできるアルバムです。
056. フーバーオーバーベスト / フーバーオーバー
フーバーオーバーマジで好きだったなぁ。女性ボーカルという括りでいけばトップレベルに好きかも。
今回ベストを選びましたが、僕が初めて聴いたのがこの作品だったのでやっぱりそういうのは思い入れが強いですよね。ベストだけあって全部最高だし。
ちなみに「フーバーオーバーベスト2」もあって、雰囲気がクールになった後期のカッコいい曲も収録されているのですが、そちらは少しだけ価格が高騰していています。僕も持ってません。欲しい。
057. 破壊的イノベーション / 山中さわお
the pillowsのフロンマン、山中さわおさんのソロアルバムです。
この作品はちょっと衝撃でしたね。それまではピロウズの曲とはちょっと違った雰囲気の「ソロ用」みたいな感じの曲でリリースしていたのに、この作品からピロウズでも全然やりそうな「本気」を感じました。
「俺は1人でもすごいんだ」と言われたようでしたが、その裏に「でもピロウズはもっとすごい」という気概も感じました。
058. ブッチーメリー The ピーズ1989-1997 SELECTION SIDE B / The ピーズ
世代ではない僕にとってこのアルバムの曲は少し古い曲のはずなのに、全くそれを感じない。
ベストなんだけど21曲も収録されてます。「SIDE A」もあってそっちは23曲。でも僕はどちらかと言えばこっちの「SIDE B」の方が好きですね。ちなみに「SIDE C」もありますがそれは少し新しめ。
「脳ミソ」「実験4号」「とどめをハデにくれ」などなど、マジで好きです。
059. 弾けなくて / ピアノゾンビ
まずはこのバンドをちゃんと聴こうと思った自分の嗅覚を褒めてあげたい。見た目は完全にコミックバンドなので。でもバチクソカッコイイロックンロール。
舐めてかかると火傷します。舐めたら舐めた分だけ衝撃にやられます。だから聴いたことない人は思う存分舐めてかかってください。でも必ず聴いてください。ロックンロール好きにこそ聴いてほしいです。
いろんなタイプの曲があるので、聴く曲を間違えると勘違いされそうなのですが、この作品はだいたいロックンロールで彼らの音楽性の軸が詰まってると思います。とりあえず「ゾンビのうた」でも聴いてみてください。
060. 1,2のサンダース / スーパーサンダース
掲載順はランダムにしてるのにピアノゾンビの次にこのバンドの作品が紹介される奇跡。スーパーサンダースはピアノゾンビのボーカルが前にやっていたバンドです。
僕的には伝説のパンクバンドだと思ってます。パンクのちゃんとした定義もよくわかってないですが、パンクバンドです。歌詞もふざけてるものもありますがパンクバンドです。
それくらい音も声もむき出し、とにかく飾り気のないカッコよさがあります。他のバンドがやったらイマイチ好きになれない曲調とかもこのバンドがやればカッコよくなると思います。
061. ユグドラシル / BUMP OF CHICKEN
バンプもめちゃめちゃ悩んだ挙句の選択になりました。でも僕が初めて聴いたバンプのアルバムになるので当然の選択かもな。
僕がロック好きになる入り口のような存在だったので、ユグドラシルまでの作品は全部大切な作品です。もちろんそれ以降も素晴らしい作品だらけですが、僕としてはどうしても青春の詰まった作品を推したくなってしまいますね。
あの頃は神にも近かった存在ですが、今となっては当時の彼らの年齢をとっくに追い抜いてしまってるとは感慨深いですね。これからも応援してます。
062. バイザラウンド / BYEE the ROUND
ハイパー名盤です。ていうか皆さん、BYEE the ROUNDを聴いてください。全ロック好きに聴いてほしいです。僕は10年以上前から言い続けてます。
このバンドのアルバムはどれも殿堂入りレベルで好きですが、この作品は特に完成度が高いと思います。ちなみにベストみたいなアルバムタイトルですがベストじゃないです。
重ね重ねになりますが本当に聴いてほしいです。お願いします。こんな音出せるバンド他にいません。
063. Disc Harassment / バズマザーズ
バズマザーズ自体大好きなのですが、このアルバムは本当に好きなんですよね。隙がない。
全体的にバチバチにカッコイイ曲が揃う中「恋文は下駄箱の中」が独特のポジションを保っています。ファンのン中でも圧倒的少数派だと思いますが、多分この曲がバズマザーズの曲では1番好きです。
そんな感じで、本来のバズマザーズの武器以外の部分でも圧倒的な存在感を示すことのできている最高のアルバムです。
064. A MAN OF THE WORLD / BRAHMAN
僕は最近のBRAHMANも好きなので、「最近のか初期か」という葛藤があった中で、結局初期の作品を選びました。一つ言えるのは、この作品は初期の中では1番好きですね。まぁ無難ですが。
ロックを好きになったばかりの頃、友達が「SEE OFF」を口ずさんでいて、家に帰ってからそれがどうしても頭から離れなくなったことがありました。
どういう状況だったか覚えてないけどその時は電話ができなくてメールで曲名を教えてもらおうと思ったんですけど、文面でメロディを伝えられるわけもなく、何の曲か全く特定できなかったという記憶があります。笑
065. Chaos in Apple / 髭(HiGE)
髭のアルバムも好きなものが多いし、最初に何枚ものアルバムを聴いたので最初に聴いた作品も覚えてないのですが、当時の記憶が1番鮮明に蘇るこの作品を選びました。
最初に再生ボタンを押した場所は秋葉原駅の日比谷線のホーム内ということまで覚えています。1回聴いただけでも完成度の高いアルバムだと感じました。
髭はやっぱり音と須藤さんの声がメチャメチャカッコいいですよね。
066. JAILHOUSE HITS / ホフディラン
「ホフディランって名前は聞いたことあるけど曲は聴いたことないな」と思って聴いてみた1枚。
聴いてみるとわかるけど、とんでもない名曲だらけですよ。いい意味で予想外すぎました。どんな印象を持ってたんだろう、、、今となっては思い出せないけど失礼しました。
この作品はベストなんだけど「牢獄の中で強制的に曲を書かされた設定」のボーナストラックがめちゃめちゃ面白いです。「遠距離恋愛は続く」という曲に対して「遠距離恋愛?そんなの続くはずねぇよな。」が1番笑いました。
067. Singles 1990-1993 / THE BLUE HEARTS
ええと、まずごめんなさい。僕ブルーハーツはオリジナルアルバムを聴いたことがありません。すみません!でも何故かベストはたくさん聴いてます。いろんなやつ。その中でも1番好きな作品です。
シングルとそのカップリングで21曲。全曲好きです。一時期狂ったように聴いてました。
ブルーハーツを若い人たちは深く聴いていない印象がありますが、聴いてほしいです。その辺の自己啓発本なんかよりも身に染みる言葉が多いですし、何よりもカッコいいです。全く世代じゃない僕でもそう思うので信じてください。
068. MADE IN LOVE / TRICERATOPS
これは好き嫌いが分かれそうなものですが、アルバムの評価として考えると、この作品がTRICERATOPSの中では1番好きですかね。
他の作品も好きなモノばかりなんですけど、この作品はデジタルサンドが多用されていていい意味で異色でそこが好きです。
1つの作品としての完成度が高いうえに、しっかりとそれまでのトライセラの良さが詰まっています。実験的なんだけど安心して聴ける、でもちょっと違う部分が美味しい1枚です。
069. さざなみCD / スピッツ
スピッツのアルバムには名盤しか存在しないのですが、僕は断トツでこれが好きです。それはもうベストを選ぶ気すら起きないほどに。
スピッツなんて僕が小さな頃から当たり前のように存在して当たり前のように名曲を量産していたので特に気にしてなかったのですが、このアルバムを聴いたときの感想は「かっけーーー!!」でした。
不思議ですね。僕がスピッツを「ロックバンド」として認識できたのは20歳超えてからなんですよ。それに気付かせてくれた1枚です。
070. イデアの水槽 / GRAPEVINE
GRAPEVINEは結構悩んだなぁ。でも最初聴いたときの衝撃とか考えるとこの作品ですね。
1発目の「豚の皿」。これはインパクトありますよ。最初「こえーな」と思ってたのに終わった時には「かっこよ!もう一回聴こ!」ってなりましたから。
他の曲も好きな曲ばかりで最高です。名盤。
071. 少数の脅威 / SEVENTEEN AGAiN
現代パンクの完成形だと思ってます。この「現代パンク」っていう表現が正しいのかわからないんですけど、なんとなく僕の中ではピンとくる言葉です。
ロックといってもいろんなジャンルがある現代において、その流れを踏襲しつつちゃんとパンクロックな感じ。ごめん、うまく伝えられない。
まぁとにかくそんな感じの「なんかすごい熱量」をメチャメチャ感じるアルバムです。それで十分でしょう。
072. 君と僕と世界の心的ジスキネジア / CIVILIAN(Lyu:Lyu)
CIVILIANがまだLyu:Lyuだった頃のアルバム。これまためちゃめちゃいいアルバムですよ。
過去の作品からの名曲の再録も少しだけ含まれていたりして、当時の彼らの本気ぶりが垣間見える作品です。内容がマジで濃い。
世界観が確立されているので決して万人ウケしないタイプのバンドですが、実力は確かです。カッコイイ。
073. コントラスト / 秦基博
秦基博の記念すべきファーストアルバム。
今となってはすっかり貫禄がつきましたが、思い返せばこの作品の頃から貫禄がありました。ファーストとは思えない完成度。
声がやっぱりめっちゃいいんですけど、それをちゃんと「歌」として昇華できてるからなお最高ですね。
074. PINKIE’S ROCK SHOW / HERMANN H. & THE PACEMAKERS
いやーこれも超名盤でしょう。ポップなんだけどどこか掴みどころがなくて、でもちゃんとロック。
初めて聴いたとき、僕は部屋の大掃除の最中だったんですけど聴き終わるまで手が止まりましたからね。
めちゃめちゃ個性的なのにこんなにも聴きやすいバンドあんまりいないですよ。定期的に聴きたくなる1枚。
075. キセキ / セツナブルースター
超超ド名盤。さっきから名盤名盤言ってますけど。こればっかりは知名度が低いばかりに激推ししたいです。
実際セツナブルースターの知名度ってどんなもんなんでしょうか?話題に挙がってるのあまり見かけないのでやっぱり高いことは無いですよね。もったいない、聴いてください。
特にこのアルバムは震える名曲ばかりで、特に「みんなの歌」は歴史的名曲です。やばいです。全部やばいです。
076. クロールで旋回しながら / shannons
当ブログ内でも「shannonsの差し金か!?」というくらい推してるバンドの1stアルバムです。
素晴らしすぎるアルバム。もう何回聴いたかわかりません。1stなのでとりあえずバンドの全てを注ぎ込んだはずであるのにも関わらずコンセプトアルバム的にもなってて強すぎる。曲順も含めて完璧です。
ちなみにこの作品はクラファンで応援金を募って作成されてました。僕も応援しました。そしてリターンとして歌詞カードに僕の名前が書いてあります。予想以上に嬉しい。
077. さよなら20世紀 / THE PINBALLS
THE PINBALLSもまた差し金と疑われてもおかしくないくらい紹介を繰り返しているバンドです。
それくらい好きなバンドなだけに、1枚だけ作品を選ぶのも難しそうなものですが、意外とすんなりと決められました。それくらい好きなアルバムです。
人生の中でも、再生ボタンを押してからアルバムの最後まで1歩も動けなくなった、数少ない作品のうちのひとつです。最初から最後まで最高が続きます。
078. フェイクワールドワンダーランド / きのこ帝国
非常にクセになる中毒性のある1枚です。ずーっと頭の中で流れ続けてしまいそうな曲が多い。
それだけ聞くと頭おかしくなりそうな感じがあるのですが、これがすごく気持ちいいんです。おっと発言が逆に危険味を帯びてますね。笑
高熱にうなされて見てしまう意味不明な変な夢ではなく、幸せな夢の中で体が浮かぶような変な夢っていう感じです。でもちゃんとカッコいいです。
079. 創 / ACIDMAN
言わずと知れた名盤かと。
そもそものバンドとしての世界観が確立されてますし。まぁその世界観の濃さは最近の方がより顕著なんですけど、この作品からはちゃんと初期衝動みたいのも伝わってきます。
まだロックにハマりたてだった僕も、ハマりたてなりに「未来に語り継がれる名盤」になる予感を感じたほどです。何も知らないのに偉そうでしたね。でも的中しました。
080. 〆 / Half-Life
個人的にはHalf-Lifeの最高傑作だと思っています。めちゃめちゃカッコイイ。
決して物語性があるわけでもないのに、これ1枚を聴き終えると壮大なテーマの映画を観終えた後のような感覚になります。共感してもらえるかわからないけど僕はそう感じる。
1曲1曲を切り取っても好きな曲ばかりです。「げきおこぷんぷんまる」というふざけた曲名も見受けられますが、それがまた凶悪的にカッコイイ曲だったりするので、マジで油断禁物です。
081. 無罪モラトリアム / 椎名林檎
これはもう僕の感想は置いておいて、日本の音楽シーンにおいても名盤でしょう。
ファーストとは思えない完成度ですね。後世に語り継がれる名曲もこの時点で収録されていますからね。
当時彼女は20歳ですかね。10代の頃に作られた曲で構成されているようですが、そう考えるとバケモノですね。同時期に宇多田ヒカルさんも出てきていましたが(当時15歳くらい)、全く恐ろしい時代です。
082. Best of Luminous Orange / LUMINOUS ORANGE
LUMINOUS ORANGEのベスト。「シューゲイザー」と位置づけされているバンドですが、そのサウンドからは様々なジャンルから吸収されたものが感じ取れます。
聴いてると頭がぼんやりしそうな曲から、音を聴いただけでテンションの上がるギターサウンドが目立つ曲まで幅広いです。が、どれも美しい。
なんかもうここまでくると「芸術」なのかもしれないですね。すごく「音楽」です。
083. 「OH! MY MOD!」The Collectors best -Sawao Yamanaka Selection / THE COLLECTORS
コレクターズのファンから怒られるかと思うくらい邪道な選択。本作はthe pillowsの山中さわおさんが選曲したベスト盤みたいなものです。
とはいえさわおさんは生粋のコレクターズファン。その選曲は間違いないです。ピロウズ好きな僕はこの作品からコレクターズに入ったようなものなので、今回はこれを選びました。
良くも悪くもちゃんとベスト盤って感じがするので入門編にもピッタリです。うまくまとまってる。
あと豆知識ですが「クレヨンしんちゃん」の野原みさえはTHE COLLECTORSの大ファンです。
084. UNDERGROUND POP / The Flickers
メチャメチャ大好きな1枚。というかフリッカーズが大好き。その中でも特に好きな1枚。
初見で騙されない人いるのかな?騙されなかった人は多分少しだけ聴いて聴くのやめた人だけだと思います。「そうくるか!」と思うこと間違いなしです。
エレクトロに見せかけたギターロックに見せかけたパンク。あるいはその融合。特にパンクな部分がかなりバンドとしての魅力を引き上げていると思います。それを感じられる1枚です。
085. シフォン主義 / 相対性理論
始めて聴いたとき衝撃だったなぁ。特段珍しいことはしてないのに。原因不明の涙が流れたのを覚えています。いまだにあれは何だったのかわかりません。
アンニュイなボーカルと頭から離れない曲の相性が非常に中毒性が高いですが、サウンドもシンプルにカッコいいですよね。
ちょっとノスタルジックな感じも魅力的です。
086. PARODY / Freebee
非常に運命的な出会い方をしたバンドで、その当時の作品。僕はそういう縁だけで音楽を好きになったりはしませんが、ちゃんとカッコいいので大好きです。
パワーポップが好きな人には何の違和感もなくハマると思います。分厚いサウンドに耳馴染みの良いメロディーなので飾り気のないカッコよさがあります。何の説明もいらないほどに。
残念ながら解散が発表されましたが、音楽はなくなりません。そもそも今回選んだ100枚の中にも解散してるバンドは山ほどあります。音楽は時間を超えて愛されるものです。
087. 娯楽 / 東京事変
東京事変のアルバムは「教育」か「娯楽」で悩みましたが、今回は「娯楽」にしました。でも「教育」もいいよ。いや、全部いいよ。
結構ポップ寄りの作品ではありますが、ちゃんと東京事変してます。まさに「娯楽」的であり、なおかつバンドのレベルの高さも楽しめる1枚です。
椎名林檎ほどクセのあるボーカルでもちゃんと東京事変というバンドとして色を出せているので、改めて揃ってるメンバーの凄さがわかりますね。チートみたいなもん。強い。
088. FLASH / THE HIGH-LOWS
ある世代によっては当たり前すぎるバンドだし、ある世代によっては名前だけは聞いたことあるくらいのバンドだと思います。が、絶対に聴くべきバンドです。カッコイイから。
ブルーハーツとはやっぱり違うし、クロマニョンズとも違う。ハイロウズの良さがあるんです。この作品はベストですが、僕はこればっかり聴いてる時期がありました。いいベストです。
高校の時にカラオケで友達が「十四才」をよく歌っていて、それを聴いて僕もハイロウズをちゃんと聴こうと思えた記憶があります。兄がこのアルバムを持っていたのですぐに聴くことができました。ある意味僕にとっての青春が詰まったアルバムでもあります。
089.Ghosts&Angles / ART-SCHOOL
ART-SCHOOLのアルバムってだいたいどれも好きなんですけど、ちょっとベストが強すぎました。ほとんどの代表曲が入ってる。
少し古いので最近の曲が入ってないんですけど、それを差し引いても最高の作品。ただもちろんアルバム曲やカップリング曲も名曲ばかりなのでバンドとして最高と言うことです。
ちなみにART-SCHOOLを知ったきっかけは、昔流行った「前略プロフ」です。高校の頃に匿名で絡んできた同級生の他のクラスの女の子に教えてもらいました。ありがとうございます。
090. ベスト・オブ・ゴー!ゴー! / GO!GO!7188
これもいいベストです。僕が初めて聴いたGO!GO!7188のアルバムもこれでした。
ギターの音がマジで気持ちいです。歌謡曲テイストを感じる曲も独特でカッコいいです。それをいろんなタイプの曲に昇華できてるのは流石ですね。
このバンドの曲を2,3曲知らないという方にとりあえず聴いてほしい1枚です。
091. SIBERIA / SHERBETS
SHERBETSからはこの作品を選びました。シングルがありなら「38 special」を選んでましたが。とにかくアルバムなら「SIBERIA」が好きです。
ホントに透き通った氷のような冷たい世界観を感じる1枚。美しい。美しさSHERBETSの魅力でもあるけど。
大学時代、唯一音楽の話ができた友達が「SHERBETSでめちゃめちゃいいアルバムがある」といって突然持ってきたのがこのアルバムでした。まぁ僕は既に持ってたんですけど。そしてこれを持ってくるあたり流石だと思いました。
092. Johnny Hell / 浅井健一
ランダム掲載なのにベンジー関連が続きます。浅井健一のソロアルバム「Johnny Hell」です。
ソロのファーストなのですが、これが1番好きです。まずジャケットがカッコいいです。これに影響されてバイクの免許を取った知人がいるくらいです。そしてそのジャケットイメージにピッタリの最高にカッコいい曲が収録されています。
ベンジーのプロジェクトはバンドによって雰囲気がすこしずつ違うからすごいです。まぁソロでも初期と最近ではちょっと違うのですが。それはどのバンドでも一緒か。
093. UNSUNG / ナノウ
ナノウの弾き語りアルバムです。コンサートホールにてギター1本、ネット中継にて公開レコーディングされた音源になります。
オリジナルからカバー曲まで収録されているのですが、やっぱこの人すげぇわ。そう思わずにはいられない1枚です。
リバーブのかかり具合も最高で、声の良さを存分に引き立ててくれています。気迫と緊張感も伝わってくる。思わず最後まで聴き入ってしまいます。
094. Riot on the Grill / ELLEGARDEN
みんな大好きELLEGARDENです。僕がエルレを知ったころにリリースされていたアルバムなので思い入れが強いです。でも収録曲だいぶ強いよね。
初めて聴いた曲は「TV Maniacs」と多分異例な方だと思うのですが、すぐに好きになりましたね。もう説明はいらないと思います。
人気になりすぎて、一時ちょっとしかロックを聴かないや奴ですら「エルレが最強のバンドだ」と揃って言うようになって、僕はそれがすごく嫌でエルレを避けていた時期がありました。ごめんなさい、音楽に罪はないですよね。今はちゃんと聴いてます。
095. Audity / Stereo Fabrication of Youth
実はこのバンドの存在を知ったのが割と最近でして。何故いままで僕の耳に入ってこなかったのかは不明ですが、死ぬほどカッコイイバンド、そしてアルバムでした。
要は音のでかいオルタナなのですが、もうそれだけで最高じゃないですか。こんなバンドが20年前には既に完成されていたなんて。後のバンドに与えた影響も大きいと思います。
音は尖っていても曲は聴きやすいという僕の大好物のような1枚。
096. LEO / 佐々木亮介
a flood of circleのフロントマン佐々木亮介のソロアルバム。しつこいくらいのロックンロールをぶち鳴らすafocとは対照的に大人な1枚。
このアルバムを理解できる教養があってよかったと思います。「教養」というとなんか偉そうですけどあえてこの言葉を選びました。自分が普段聴く音楽とタイプは違くても、ちゃんと好きになれたって感じですかね。うん、伝えるのが難しい。笑
半ばセッションに近い形でメンフィスの地元レジェンド達とレコーディングしたという点も、なんかホントに「音楽」だなぁと思います。
097. 眠る前 / 小高芳太郎
こちらもソロです。LUNKHEADの小高さんです。こちらもまた大好きな1枚です。
LUNKHEADから尖ったサウンドを削って、でも優しいLUNKHEADとは違う、LUNKHEADの根底にあるような世界観が垣間見える1枚。
アルバムタイトル通り、眠る前に1人で聴くのが1番気持ちよく聴けると思います。凶悪な音の曲もあるけどそれも含めて。
098. NO ALBUM 無題 / bloodthirsty butchers
ブッチャーズの名盤としては「Kocorono」が非常に有名ですが、僕はこっちも負けず劣らずの名盤だと思うし、こっちの方が好き。もちろん「Kocorono」も好きだけど。
音に包まれてそのまま天にも昇っていけそうになります。もう神々しいよね音そのものが。もはや芸術。
あと「Kocorono」は田淵ひさ子さん加入前ですからね。だからどうってことはないんですけど、あの人やっぱりすごいですよ。あれだけ凶悪な音を出すのにちゃんとブッチャーズの音楽に溶け込めてますから。
099. さくらの唄 / GOING STEADY
もうわかりやすい名盤です。全人類が聴くべき1枚だと思います。
僕ら世代のロック好きなら誰もが聴いてる気がしますが。なんかベストアルバムみたいなアルバムですよね。
僕の青春時代が詰めってるので思い出補正も入ってる部分もありますが、どう転んでも名盤です。この先も聴き継がれていったほしいです。
100. MY FOOT / the pillows
僕にとっての大切なアルバムを1枚だけ挙げるとしたら、この作品になります。まさに人生の1枚。
このアルバムで完全にロック好きになったし、その先音楽から多くのことを学んで今の人格が形成されてきたと思います。恩師みたいな作品です。
内容的にも当然申し分ないです。すべての要素において完璧です。冷静には語れませんが。
冒頭でも途中でも何度か言ってますが、今回の掲載順はランダムなんですよ?でも最後になったのはこの作品。やはり運命じみたものを感じてしまいますね。
あとがき
、、、疲れた。笑
こんなに長い記事にお付き合いいただいてありがとうございます。
「1アーティスト1枚」の縛りでも100枚選ぶのってなかなか大変でした。もっと選びたいのがあったので。
ベスト盤が結構多いですね。僕としては不本意なのですが、1枚を選ぶとそうなってしまうので仕方ないです。まぁ入門編という意味でも、誰かに聴いてもらえるきっかけになればいいな。
とにかく今回の100枚はどれもこれも僕が大好きな作品です。
すべての作品を聴いたことがある人間は多分いないと思います。僕だけのはずです。
それくらい広い範囲というか、広い知名度から選んでます。
ロック好きであれば必ずお気に入りの1枚に出会えるはずです。保証します。
少しでも多くの方に「出会いの1枚」を届けられればいいなと思っています。
一応今回100枚選びましたが、僕はこれからも相変わらず音楽が好きで、きっと死ぬまでそうでしょう。
まだまだ新しい出会いが待っていると思うので楽しみでしょうがないですね。
また似たような記事を書ける日を楽しみにしています。
というわけで、今後とも引き続きよろしくどーぞ。
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