a flood of circle(以下、フラッド)を語る上で「ロック」という言葉は必ず付きまとってくると思います。
まさにロックの体現者です。
曲はもちろん、バンドに対する姿勢やライブ中のMCなんかからしてもまさにロックそのものです。
主軸となる佐々木さんの声は強烈です。
だいたい年中無休、夏だろうがなんだろうが革ジャン着てるなんてロックな人間以外ありえません。
そしてそんな圧倒的にロックなバンドであるのに、曲は非常にキャッチーで聴きやすいものが多いです。
熱苦しい曲が多いですが、おかげでこっちのハートも熱くなれます。
勘違いしないでいただきたいのは、「暑い」ではなく「熱い」です。
毎日を全力で駆け抜けている意気込みが、このバンドからは非常によく伝わってきます。
メンバー
佐々木亮介 ボーカル、ギター
アオキテツ ギター
渡邉一丘 ドラムス
HISAYO ベース
いつでもどこでも戦闘態勢、圧巻のライブ
「演奏」ではなく「戦闘」である。
僕はフラッドのライブを観た時に毎回そんなことを感じます。
では、何と闘っているか?
細かく言えばいろいろあると思いますが、その場その時その会場でのことを言えば「客」とです。(もちろん物理的にではないですよ!)
フラッドのライブはいつも全力です。力尽きるまで闘う所存かと思います。
ただでさえ物凄く盛り上がるライブ。
その火にガンガン油を注ぐような演奏と煽り。
これまた佐々木さんの煽りが上手なこと。
盛り上がりはどんどん大きくなります。
が、更に油を注ぎます。
火が消えるまで油を注ぐと言わんばかりに。
そして火は大きくなり続け、演奏が終わって油が注がれなくなるまで燃え続きます。
抽象的ではありますが、まさにそんな闘いを繰り広げています。
会場は大火事です。
そんなライブを続けているんだから、フラッドは強いですよ!!
ちなみに佐々木さんはよく演奏中に「かかってこい!」と言いますが、その言葉からしても強い意気込みを感じますね。
時々放たれるダークな世界観
基本シンプルなロックンロールをやるフラッドですが、その一方「ダークな世界観」を持った曲も得意としています。
まぁそれも根底はシンプルなロックなんですけど・・・。
この「ダークな世界観」を言葉で説明するのはなかなか難しいです。
「スーパーマン」よりも「バッドマン」。
「ドラゴンボール」よりも「ジョジョ」。
「アムロ」よりも「シャア」。
「ナルト」よりも「サスケ」。
こんな雰囲気です。(雑)
「青い炎」という表現を使おうと思いましたが、ちょっと違うんですよね・・・。
それなら「黒い炎」の方がしっくりくるというか・・・。
「ダークファンタジー」っていう表現が結構近いかもしれないですね。
まぁともかく、近年それにかなり磨きがかかってきたなという印象があります。
これからもこの感じの曲はどんどん作ってくると思います。
必殺、トーキングブルース!!
フラッドは、ブルースやロック等をベースとした音作りが基本になっています。
そこから生み出されるカッコイイ曲達。
その根底はデビュー当初から変わっていない気がしますが、アプローチの仕方にチャレンジが見えたりもします。
そのひとつ、「トーキングブルース」です。
今ではもはやチャレンジというレベルは超えて1つのジャンルとして確立してしまいました。
「トーキングブルース」とは何ぞや?ということですが、
簡単に言うと「語り」です。
まさに「話すように歌う」ことです。
ラップに少し近いかもしれません。
サウンドはがっつりロック。でも語る。
文字で書くとチープに聞こえますが、佐々木さんの声で歌詞で曲でこれは
マ、ジ、で
ヤバいです。
音楽の専門的な知識のことは全くわかりませんが、
これはもう「日本ロック史上すごいものなんじゃないか」とか思ってます。
ほとんどしゃべってるだけなのに、そこはやはりフラッド。
メチャメチャ熱いんですよ。
メチャメチャカッコいいんですよ。
これはまさにフラッドの必殺技です。
a flood of circle好きにオススメのアーティスト
僕の経験上、フラッド好きが他に好きだったor好きそうなアーティストを紹介します。
- 基本的に現在も活動中のアーティスト
- 紹介アーティストのメンバーが他に所属しているアーティストは省略
- このブログで紹介したアーティスト、アーティストの性質上どうしても必要な場合などはその限りではない
batta
climgrow
The Doggy Paddle
Drop’s
ircle
KING BROTHERS
SWANKY DOGS
WOMCADOLE
カッパマイナス
時速36km
ニトロデイ
爆弾ジョニー
もし知らないアーティストがいたら是非聴いてみてください!!
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