THANK YOU MY BLOOD「丸く尖った中毒性」

おすすめアーティスト紹介

矛盾的にカッコイイ

THANK YOU MY BLOODのカッコよさを説明しようとすると、そんな言葉が浮かびます。

いろいろ考えてはみたけど、これが一番しっくりきた。

懐かしいようで前衛的。

ファンタジーで日常的。

優しい緩さと圧倒的切れ味。

主力級の援護射撃。

ふだん聴いてるときは正直こんなこと考えてないのですが、改めて記事にしようとするとこういう矛盾的なカッコよさに気が付きます。

普通だったら違和感を感じそうな絶妙なズレやひねくれ方が最高に気持ちいい

その曖昧な部分こそもしかしたら真のリアリティなのかもしれませんね。

タイトルに「丸く尖った中毒性」と付けましたが、自分でも結構いい言葉生み出したと思っています。

 

と、小難しいことを考えれば考えるほどさらに深く中毒性にハマっていくわけです。

そして1周周って気が付くのです。

あ、これ普通にカッコイイロックやってるだけだ」と。

確かに独特なクセのあるバンドですが、「そのクセこそが、、、」とか言うよりもまず先にしっかりカッコよさを感じ取ることができます。

だから普通にカッコイイと言えるのです。

あ、カッコよさが「普通」なのではないですよ?

カッコいいことをやってるだけという意味です。

ちなみにカッコよさは「宇宙」です。

 

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メンバー

ウエノユウキ  ボーカル、ギター

鈴木明日也  ギター

小川季也  ドラムス

 

現在のメンバーに関して、正しい情報を入手できなかったのでひとまず一番新しいMVを参考に記載。

 

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空気感と爆発

THANK YOU MY BLOODの曲を一聴して感じるのは独特の雰囲気だと思います。

緩くて包み込まれるような雰囲気。

聴いていてすごく気持ちいいんですよこれが。

でも油断していると突然轟音が鳴り響きます

刺すようでいて、全てを飲み込む爆発のようでもある。

一気に引き込まれます。

ここで例の矛盾が起きます。

轟音の渦に巻き込まれたはずで頭もハイテンションなのに、緩い雰囲気は変わらずに感じ続けることができます。

メリハリの「メリ」と「ハリ」が一緒に存在している感じ。

すごくないですか?

ゴリゴリの能筋キャラが超高等魔法ガンガン使ってるんですよ?

こんな奴から逃げきれますか?

いいや、無理ですね。

おとなしく捕まった方がいいですよ。

最高なので

 

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クセの強さに相反するグッドメロディ

クセの強いバンドって聴く人を選びますよね。

人に勧めるときに少し気を遣う感じありますよね。

THANK YOU MY BLOODもやっぱりクセの強いバンドだと思います。

でも言うほど聴く人は選ばないと思うし、人にも勧めやすい類ではあると思うんです。

「聴きやすい!勧めやすい!」とは言わないです。

でも抵抗なくすんなり聴ける可能性も十分にあると思います。

肉でいうとハツ。内臓系なのにそれを思わせない食べやすさ。(例え悪いか。笑)

 

その秘密は、クセのある雰囲気と相反するメロディの良さだと思います。

そしてそのメロディの良さを引き立たせるウエノユウキの声。

ウエノユウキの声質もそこそこクセがありますが、これはこのバンドの雰囲気と中毒性の核であると思います。

その中毒性ある声で、メロディセンス抜群の歌が歌われます。

熱量たっぷりのシャウト有り、歌もの歌わせても心に染みわたる声。

曲そのものはいいし、メロディラインも秀逸です。

しかし彼の声、そしてこのバンドのアンサンブルでなければここまでメロディが引き立てられることも無かったでしょう。

この辺がクセをクセで終わらせないTHANK YOU MY BLOODの良さだと思います。

 

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「ただそこにあるだけ」の歌詞

「ただそこにあるだけ」と言われるとディスっているようにも聞こえますがとんでもない。

意味はあるんだけど、あえて伝えようとはしていない。もしくは意味すらないとも感じるのです。

・・・これも悪口に聞こえるか。笑

うーん、難しい。

押しつけが無く」「嘘が無い」っていう感じですかね。

一生懸命聴こうとすると意味不明なのに、ある日ぼーっと聴いていると突然意味が分かる。

それは「なんとなく」だけど「確信的」なのです。

リスナーが歌詞の解釈をしているということですね。

 

僕は歌詞を書けないんで偉そうなことは言えませんが、歌詞とはそうあるべきだと思うんです。

一方ではなんてことない歌詞が、もう一方では命を救う。

大袈裟な話に聞こえる人もいれば、心当たりがある人もいるでしょう。

とは言え、歌詞を書いてる側も何らかの思いを込めて書いている場合も多いと思います。

なので「それを無視するのはどうなの?」と考える人もいるでしょうが、何よりも「真剣に曲も歌詞も聴く」ことこそが一番望まれていると僕は思います。

まぁいろんな人間がいるので、あくまでこれは僕の考えです。

作る側が勝手に好きなものを作るように、僕は勝手に好きなものを聴くだけ。

それだけのことです。

つまるところ、「好きにすればいい」ということですね。

一番大切なことはやはりここです。 

 

話が大分逸れましたが、THANK YOU MY BLOODの歌詞はそんなことを考えさせてくれます。

頭ではなく心で理解できそうです。

散文的で雰囲気ありますよ。

ちなみに中にはバチバチに尖った歌詞もあったりして、それはそれで最高です。

俺は今日も酒を飲む。
今日も俺は君と飲む。
Fはファンタジー、Aはアナーキー。
おいちょっとまくら、さくら取ってくれ。
最後の電車わざと逃して、
朝まで夢を見ていたい。

ゆうき100%

 

 

 

ちなみに、THANK YOU MY BLOODの音源は毎度おなじみSABOTEN MUSICでも取り扱いあります。

僕は決して回し者ではなく、単純に僕が気に入って利用させていただいてるので逐一紹介していきます。

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THANK YOU MY BLOOD好きにオススメのアーティスト

僕の経験上、THANK YOU MU BLOOD好きが他に好きだったor好きそうなアーティストを紹介します。

  1. 基本的に現在も活動中のアーティスト
  2. 紹介アーティストのメンバーが他に所属しているアーティストは省略
  3. このブログで紹介したアーティスト、アーティストの性質上どうしても必要な場合などはその限りではない

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THE 2

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BYEE the ROUND

corner of kanto

Crypt City

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THE PINBALLS

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SEVENTEEN AGAiN

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TTUD

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ロクトシチ

もし知らないアーティストがいたら是非聴いてみてください!!

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