皆さんは「落ち着く場所」ってどこですか?
だいたいの人は「家」と答えると思います。
僕もそうです。
「家」が大好きです。
「家」が落ち着かない人は複雑な家庭環境の中にいる方や、家族に迫害されるお父さんくらいでしょう。 (そういう人には響かない記事になってしまうかも、、、)
まあ「家」以外にもあるという方は大勢いらっしゃるかと思いますが、だいたいの場合において自分の家は落ち着きますよね。
その感覚です。
ザ・ラヂオカセッツ(以下、ラヂカセ)を聴いたときの感覚はその感覚に非常に近いものを覚えるのです。
なんていうか、ホント安心しますね。
身構えなくていい、誰にでも寄り添ってくれる、優しいロック。なおかつカッコイイ。
よくありそうなタイプなのに、よくよく思い返してみるとなかなかいないんですよね。
優しいけど、カッコよくはない。カッコいいけど、安心感までは感じない。こんな感じのはゴロゴロいるんですけどね。
いい悪いではなく、その「安心感」こそラヂカセの大きな武器なんだと思います。
メンバー
山下秀樹 ボーカル、ギター
樋口三四郎 ギター
渡辺ヒロ ベース
大谷ペン ドラムス
2015年12月 ギター小島吉博脱退
2019年7月 ベース中村サトシ脱退
優しくて強いザ・ラヂオカセッツのロック
「優しい曲」と聞くと、「優しい曲ばかり歌いやがって!こんなもんロックじゃねー!」と思ってしまう人も中にはいるかもしれませんね。
気持ちはすごくわかります。
いい歌ばかりじゃなかなか人の心は動かせませんので。
でもカッコよければOKです。
僕は「カッコイイかどうか」で曲の善し悪しを選んでますので。
「古いか新しいか」「売れてるか売れてないか」「メジャーかマイナーか」「ポップかポップじゃないか」さらには「ロックかロックじゃないか」。
いろんな判断基準があると思いますが「ロックかロックじゃないか」ですら僕にとってはどうでも良くて、「カッコイイかカッコよくないか」がすべてにおいて優先されます。
ではそんな「カッコよさ至上主義」の僕にとってラヂカセはどう映っているか。
言うまでもなくメチャメチャカッコいいですよ!
実際ライブは激アツなので。
優しくたって強いしカッコいいのです。
僕もどちらかといえば破壊的な表現のバンドが好きだったりしますが、性格的には争いが嫌いなタイプなんですよ。
ケンカとかしたことないし、したくもない。
僕は学生時代ずっとバスケ部でしたが、中学の時顧問に「お前はいい奴かもしれないけど、争い事には向かない」と言われたこともあります。(つまり「お前バスケ向いてないよ」ってことです)
だからこそラヂカセの音楽がこんなにも響くのかもしれないです。
「優しいのに強い」ことへの憧れ、そしてそんな強さがあることへの安心感です。
・・・あ、僕は争いが嫌いなだけで優しいわけじゃなかったです。笑
まぁ、人間生きてればいろいろなことがあります。
強い人間がいれば弱い人間もいる。
そしてロックはいつでも弱い人間の味方をしてくれる。
そんな気がするんですよね。
ラヂカセも僕の中ではそんな偉大なロックバンドの1つなのです。
どこか懐かしい独特の雰囲気
ここまでラヂカセの「優しさ」や「安心感」について語ってきましたが、もうひとつ重要な要素として「懐かしさ」というのがあります。
決して古いバンドではないのに、昔の歌謡曲を聴いているような感覚にとらわれます。
まあ曲にもよるのですが、この懐かしさを感じる楽曲が多いのは確かです。
なんなんでしょうね。
不思議な感覚です。
バンドの根底がフォークソングに由来があるところも原因なのでしょうか。
特にそれが著しく表れているのが「HOME AND HOME」という曲です。
この曲MVが素晴らしいです。
まるで映画。いや、映画そのもの。いや、僕たちの青春そのものです。
確信犯的に懐かしく、そして切ないです。
Youtubeのサムネにもなっていますが、「イントロが始まる、陸橋の上を走るシーン」だけでなんかこう、胸が締め付けられます。
是非最初から最後まで観てみてください。
ザ・ラヂオカセッツ好きにオススメのアーティスト
僕の経験上、ラヂカセ好きが他に好きだったor好きそうなアーティストを紹介します。
- 基本的に現在も活動中のアーティスト
- 紹介アーティストのメンバーが他に所属しているアーティストは省略
- このブログで紹介したアーティスト、アーティストの性質上どうしても必要な場合などはその限りではない
bacho
GREAT3
KOTORI
layne
the peggies
SWANKY DOGS
ザ・カスタネッツ
グッバイフジヤマ
逃亡くそタわけ
ベランダ
もし知らないアーティストがいたら是非聴いてみてください!!
コメント