「第1回THE PINBALLS人気曲投票結果2019(非公式)」-日本のロックを聴けファン投票ー

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どーも、オクダです。

今回は「第1回THE PINBALLS人気曲投票結果2019(非公式)」です。

ついにこの日が来たかという感じです。

実際にTwitterにてアンケートを取って集計しました。

僕としては初めての試みで不安要素はたくさんあったのですが、本当にたくさんの方にご協力いただいて実現できました。

今後もいろいろなバンドで、そして同じバンドでも数年に1回くらいのペースでやっていきたいと思います。

 

それでは本題です。

いやぁー、THE PINBALLSの曲はどれも名曲過ぎて選ぶのが非常に難しい!

今回の企画をするにあたって一番多かった声も「無理だ」「選べない」というものばかりでした。

全くその通りです。

でもそれだけ多くの人が悩んで悩み抜いて選んでくれた曲だからこそ、この企画が活きるわけです。

正直この投票結果に信憑性はありません。

なぜなら名曲だらけ過ぎて各々の選ぶ曲はきっと毎日変わるから。(中にはバシッと1曲だけ投票してくれた方もいましたが)

でもひとつだけ言えるのは、この結果にはTHE PINBALLSファンの愛が詰まっています

これは間違いない。

 

この記事を読んでくれる方の多くはTHE PINBALLSのファンの方がほとんどだと思いますが、「ちょっと気になっている方」や「なんとなくこの記事にたどり着いた方」にもこのバンドの良さを上手く伝えられたらなと思います。

 

ちなみにTHE PINBALLSについては過去記事で紹介していますので是非そちらもご覧ください。

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はじめに

すみません、前置きが結構長くなりますが前提事項が多すぎるので、少し前置きを語らせてください。

 

まずタイトルに(非公式)と明記した件ですが、まぁそのままですね。

いつか公式で同じような企画をやらないとも言い切れませんし、そもそも僕自身何者でもないですからね。

一応明記しておきました。

 

次に結果についてです。

上でも少し触れましたが、THE PINBALLSの楽曲はホントに名曲しかありません。

なので得票率の差は大なり小なりありますが、それが曲の価値を表すものではありません。

「ふーん、こういう企画をやるとこんな感じの結果になるんだー」くらいの感覚でお楽しみください。

ちなみに今回1票も入らなかった曲がなんとゼロでした。

しかも得票の多かった曲でも同票の曲が結構ある、、、

ホントにすごいことですよこれは。

 

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ルール

 投票時に設けたルールは以下の通りです。

・単純に「好きな曲」を選んでください(似たような雰囲気の曲だらけになってもかまいません)
・1人10曲まで選べます(10曲以下でも可)
・周りの意見は気にしないで主観的に選んでください(人へオススメしようとかは一切考えなくていいです)
・レア音源は除きます(「ICE NINE」や「蛇の目のブルースLP」など)

この条件でTwitterにて発信して投票していただきました。

その結果115名から合計1043票の投票がありました。

今回はその結果を基に得票数を添えて「上位10曲をランキング形式で掲載」させていただきます。

それでは、よろしくどーぞ。

 

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第9位  十匹の熊(テンベア) 29/1043票

「あれ?9位?トップ10じゃないの?」という声が聞こえそうですが、早速同票です。

1曲目は1stミニアルバム「 ten bear(s)」から「十匹の熊(テンベア)」

そしてバンド史上初のMV化された曲。(もしかしたらもっと以前にあったかもしれないけど僕の知る限り)

独特のグルーヴ感にやたら印象に残るギターリフ。そして歌メロ、声、歌詞、、、。

あれ?全部いい。

僕がTHE PINBALLSに出会ったのもこのMVからでした。

当時学生でお金もありませんでしたが、次の日にはすぐこのアルバムを買い、さらに次の日には友人に「すげーバンドが出た!」と報告したほどです。

そして貸したCDはまだ返ってきていない、、、泣

ああ ああ ああ ああ
この部屋に何匹いるんだ!
1・2・3・4・5・
片手では数えきれぬほど・・・

十匹の熊(テンベア)

 

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第9位 あなたが眠る惑星 29/1043票

同率9位の2曲目は5thミニアルバム「PLANET GO ROUND」から「あなたが眠る惑星」

いやー、メッチャいい曲ですよね。

いい曲なんだけどTHE PINBALLSの「いい曲」は単純に「いい曲」だけで終わらせない何かがある。

なんかこう「心に響く」感じですね。

鼓膜が震えて音が聴こえるのではなく、心が震えて音が聴こえる感じ

THE PINBALSはもちろんいい曲しかないのですが、この曲はその中でもその「いい曲」の良さを存分に引き出せている曲だと思います。

ラストのサビ後の展開がメッチャ好きです。ホントに心が震えます。

あなたがこの惑星をひとまわりするたび
あなたが眠る惑星が静かにまわるたび

あなたが眠る惑星

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第7位 アンテナ 31/1043票

7位もまたまた同票です。

1曲目は1stミニアルバム 「 ten bear(s)」から 「アンテナ」

もうストレートにカッコイイ

そして僕の思う注目ポイントは歌詞の乗せ方とワードセンス

僕は歌詞の善し悪しは内容よりも曲への乗せ方に重きを置いているのですが、この曲はその点に関して素晴らしい完成度ですね。

まぁワードセンスに関してはこのバンド全部凄いのですが、、、。

その凄さを最初に感じ取れた曲です。

そしてこの理論で行くと歌詞のいい曲は、曲がまずいい。

つまりピンボールズの曲は全部いい

サマルカンドの少年も クラスメイトも
科学者も みんな聞いてる
白亜紀の ラジオ ラジオ ラジオ
タンバリンもシンバルも
いまは天国のイスカンダルも
みんな聞いてる
白亜紀のラジオ ラジオ ラジオ

アンテナ

 

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第7位 299792458 31/1043票

同率7位の2曲目は2ndミニアルバム「100 years on spaceship」から「299792458」です。

非常に雰囲気のある曲ですね。

少し寂しげで地味ではあるのに、アルバムの中でも異様な存在感を放っています。

静かな曲なのですが、そこに対する各パートのアプローチの仕方が素晴らしいです。

夜に薄暗い路地を疲れた体を引きずりながら聴いたらエモすぎて爆発してしまうかもしれない。(←何が?)

正直この曲がここまで上位に食い込むとは思いませんでした。

「なんかファンじゃなくてもギリ知ってそうな曲だらけになったら嫌だな、、、」と若干不安に思っていましたが、その不安を見事に吹き飛ばしてくれました。

適当に選んでいたらこうはならないはず。

皆ホントに悩んでくれたんだな、、、。ピンボールズファンの皆様流石です。

明日では遅すぎるんだ
変わってしまうだろう すべては
帰り道がわかるように
窓の灯りは揺れるのに
今夜だけは
いちどきりも
輝いて見えないから

299792458

 

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第6位 真夏のシューメイカー 33/1043票

第6位は1stフルアルバム「THE PINBALLS」から「真夏のシューメイカー」

最初は「靴職人?相変わらず半端じゃないワードセンスだぜ☆」とか思いましたが、どうやら彗星の名前のようですね。

どちちらにせよ半端じゃないセンスです。

そしてMVがメチャメチャカッコいいです。

曲ももちろん半端じゃなくカッコイイです。

僕の好きなポイントとしてはAメロの「この世の何処かに」の部分。

1番と2番でメロが違う。

僕このパターンすごく好きなんですよね。

ありがちな手法ですがホントにセンスが問われると思います。

「真夏の彗星のような稲光」を確かに感じられる切れ味抜群の曲です。

昼間の稲光よ 焼き尽くす終わりよ
誰もいない大通りと空と僕を震わせてくれ
真夏の彗星のような 昼間の稲光よ
次の海岸通りで僕を
きっと撃ち抜いてくれ
きっと撃ち抜いてくれ
きっと撃ち抜いてくれ

真夏のシューメイカー

 

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第5位 まぬけなドンキー 35/1043票

第5位は 1stフルアルバム「THE PINBALLS」から 「まぬけなドンキー」です。

超名曲ですね。

「このタイトル」「アルバム最後の曲」という条件のもと、ここまでの名曲が飛び出してくると誰が思っただろう、、、。

そしてこのレベルの曲が5位っていう現実。

THE PINBALLSの曲の層が厚すぎます。笑

ちなみに僕は「ピンボールズのアルバムの最後の曲、超名曲説」を唱えているのですが、思えばこの曲から唱え始めたような、、、。

10回聴いたら10回泣きそうになる曲なのですが、なんかホントに人生を生き抜く上での重要な真実が歌われている気がします

義務教育は「読み、書き、ピンボールズ」という言葉は僕の後輩の言葉なのですが、THE PINBALLSに限らずいい音楽っていうのはそういうところありますよね。

これ大事。

未来は明るすぎて 僕には似合わないだろう
会いたい人がいて 会えない事もあるさ
恐ろしくないのかい 道を間違えることが
うんざりしないのかい 行く先が遠すぎて

まぬけなドンキー 彼に会って
そんな事を 言ったって
まるでドンキーは 気にしない
今 彼は聴いてるから
今 彼は聴いてるのさ
美しい 彼女の声を

まぬけなドンキー

 

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第3位 片目のウィリー 36/1043票

ここにきて同一票です。

第3位1曲目は3rdミニアルバム「ONE EYED WILLY」から「片目のウィリー」です。

もともとカッコよかったTHE PINBALLSですが、僕はこのアルバムからこのバンドの覚醒を感じました。(というか今でもリリースの度に確実にレベルアップしてるよな、、、)

そのアルバムのリードトラックがこの「片目のウィリー」です。

目の前の景色が「パッ」と明るくなるようなとても爽やかな雰囲気の曲。

目の前に景色を生み出してくれるような歌詞がこのバンドの特徴ではありますが、この曲に関してはもうサウンドから景色が連想されますね。

全体的に隙のない良さで埋め尽くされていますが、僕は特にサビの終わり方が好きです。

なんでだろう。自分でもわからない。

あとBメロからサビの入り方

う~ん、、、いいところだらけだ!!

すべてが終わってもよかった

片目のウィリー

 

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第3位  蝙蝠と聖レオンハルト  36/1043票

同率第3位の2曲目はメジャー1stミニアルバム「NUMBER SEVEN」から「蝙蝠と聖レオンハルト」です。

メジャーとかインディーとか関係なく、カッコいいものはカッコイイ。

そんなことをバシッと再認識させてくれるバチクソカッコイイ曲。

ダークな世界観にセンスのエグイ歌詞が光ります

曲の入りもメッチャカッコいいですね。

メジャー進出と同時にこれだけの曲をリリースできたのは大きいと思います。

ロック好きには響くでしょう。だってメッチャカッコいいもん

なんか「カッコイイ」しか言ってなくて自分でも情けないのですが、とにかくTHE PINBALLSの自己紹介的な意味でもガツンと莫大なインパクトを残せる曲ですね。

 

ちなみに余談ですが、仕事の得意先の人とカラオケに行った時の話です。

向こうもバンバン好き勝手に自分の歌いたい曲を入れてきたので、「お、いいね!」と思ってここぞとばかりに「蝙蝠と聖レオンハルト」を入れて度肝を抜いてやろうと歌いました。

でもその人無表情だったんですよ。こんなにカッコイイ曲なのに。

普段温厚な僕がマイクをぶん投げてやろうと思ったのはこの時だけです。

まぁ所詮カラオケでの話なので、、、

憂鬱な巨人のようなベルボーイ
物を喰いながらじゃなきゃ動けない
ルストとエンヴィという名の犬が
お互い噛みつきあってる
やぶにらみの泥棒は今日もまた
盗んだルビーを人に売らずに
ボードゲームのさいころの代わりに
傷をつけて投げるROOM 202

蝙蝠と聖レオンハルト

 

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第2位 沈んだ塔 37/1043票

第2位は4thミニアルバム「さよなら20世紀」から「沈んだ塔」です。

僕としては最も意外にして、今回のランクインで最も嬉しかった曲です。

いや、名曲ですよ?でも2位って、、、。

完全に予想外です。

どれだけこの曲が「名曲だ」って言っても決して「無難」とは言い難いでしょう。

こういう企画やったら上位3位くらいは無難な結果になりがちじゃないですか。

でもこの類の曲がここまで上位に食い込むこのピンボールズファンのセンス。

最高です!!

まぁそれはこの曲が最高な曲だということに他ならないのですが、、、。

 

雰囲気抜群の圧倒的世界観

そして色遣いまで鮮明にイメージできる歌詞。

その一方でどこかモノクロチックなような。

冷たく無機質な世界の中に、生命の熱量みたいなものを感じる。

「そこにあるだけ」なのに物語がある。

「音を浴びる」というよりは「音に浸かれる」曲ですね。

沈んだ灰色の 塔の上の
歪んだ 赤や 黄色の 雲の真下

沈んだ塔

 

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第1位 劇場支配人のテーマ 40/1043票

そして第1位に輝くのは4thミニアルバム「さよなら20世紀」から 「劇場支配人のテーマ」でした!!

やはりというか、流石というか。

もうカッコ良すぎます

「ニンジャスレイヤー」と「東大生」のおかげで、かなり多くの人に届いたことでしょう。

こんな曲がテレビから流れてくるんですよ?ヤバくないですか?

ていうかニンジャスレイヤー曲だいたいどれもカッコイ、、、まぁ今回はその話はやめておきましょう。笑

 

とにかくこんなにわかりやすく「カッケェェェ!」ってなる曲もそんなにたくさんはないですね。(THE PINBALLSにはたくさんありますが、、、)

カッコいい所以外ない曲です。

前奏から曲の終わりまでカッコ良すぎる。

なんなら入りの4カウントからね。

僕個人としては2番のAメロがメッチャ好きですね。

あの展開の仕方は聴いててゾクゾクします。

あとは皆大好き「アアイエエエエ!!」

あれは「世界一カッコイイシャウト」として登録されています。(僕のデータベースに)

 

とにかく最高にカッコイイバンドの最高のファン達が最高に悩んで最高に票が集まった曲は最高だということ

さあショウを始めよう
さあショウを始めよう

激情支配人のテーマ

 

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まとめ

以上、「第1回THE PINBALLS人気曲投票結果2019(非公式)」でした。

改めて結果をまとめます。

第9位 十匹の熊(テンベア)  29/1043票
     あなたが眠る惑星  29/1043票
第7位 アンテナ  31/1043票
            299792458  31/1043票
第6位 真夏のシューメイカー  33/1043票
第5位 まぬけなドンキー  35/1043票
第3位 片目のウィリー  36/1043票
     蝙蝠と聖レオンハルト  36/1043票 
第2位 沈んだ塔  37/1043票
第1位 劇場支配人のテーマ  40/1043票

こう見ると結構僅差なのがわかりますね。

名曲ぞろいであるいい証拠です。

10位までの票を合計しても全体の3割程度ですからね。

そして残り7割の曲もどれが10位以内に入ってもおかしくないレベルの曲です。

うん、すごい!!

せっかくなので「20票以上」票が入った曲も紹介しておこうと思います。

順位・票数は記入しません。順不同です。

プリンキピア
way of 春風
毒蛇のロックンロール
ひとりぼっちのジョージ
失われた宇宙
CRACK
銀河の風

う~ん、、、やっぱりこうやって書けば書くほど名曲ぞろいですね。

今すぐ第2回を開催したら絶対結果変わりますね。笑

まぁなんにせよなかなかいい企画にすることができました。

楽しかった!!

 

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おわりに

実は投票を募集する際に同時にコメントを募集していたのですが、僕の説明不足により意図しない形でのコメントが多く寄せられてしまいました。

「好きな曲に対する熱い思いを書いてください」的なものを記載したのですが、本当は各曲ごとにコメントが欲しくてその曲の紹介と一緒にコメントの紹介もしていきたかったわけです。

でも実際に頂いたコメントは、具体的な曲というよりもバンド全体に対する熱いメッセージだったりしました。

なので記事として載せていくのは難しかったので今回は割愛しました。

ホント説明が下手で申し訳ございませんでした。

、、、でも!!

このまま無かったことにするにはもったいないくらいの熱いメッセージだらけでした!!

なので!

別記事にまとめました!!

予想以上にたくさんのコメントを頂きました。

どれも非常に愛に溢れたコメントになっております。

詳しくはこちらから!!↓↓ ↓↓

 

最後になりましたが、今回投票にご協力いただいたTHE PINBALLSファンの皆様投票はしていないけど応援してくださった皆様この記事を読んでいただいてる皆様、そしていつも最高にカッコイイ音楽を鳴らし続けてくれるTHE PINBALLS、本当にありがとうございました。

おかげさまで、とても素晴らしい企画になりました。

是非数年後にまた企画させていただきたいと思います。

その時はもっとたくさんの方がファンになっていると思いますので、今回よりもっと盛り上がるはずです。

今から楽しみですね。

その時はまた皆様のお力をお借りすることになりますので、是非よろしくお願いいたします!!

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